安心安全4コマ漫画

もくじ:身近なサバイバル

もくじ No.00 身近なサバイバルとは・身近なサバイバルの範囲 第一章 心肺蘇生法をマスターしよう! No.1 心肺蘇生の重要性 No.2 救命の連鎖 No.3 救命の連鎖・あなたの役割 No.4 応急手当と...
安心安全4コマ漫画

No.00 安心安全4コマ漫画の取説~身近なサバイバル

はじめに 消防士は、火災・救急・レスキューと人の命に関わる仕事です。 そのような現場に立ったとき、バイスタンダーが私だったら助ける ことができたのにと思うことがあります。 大切な人をなくして悲しむ家族を見ている...
心肺蘇生法

No.1 心肺蘇生の重要性

もしも、あなたの目の前で「あなたの大切な人」が突然たおれたらどうしますか?あなたは、迅速かつ適切な行動で「あなたの大切 な人」の命を救うことができますか? 何もできないで後悔しないために、心肺蘇生法の知識と技術を習 得してお...
心肺蘇生法

No.2 救命の連鎖

倒れている人を見つけたときに、あなたは何ができるでしょうか? 何もできないでうろたえるだけではダメですよ。刻々と時間が経過 していくだけで、倒れている人は死へと向かっているのです。 もたもたしていると、ついには返らぬ...
心肺蘇生法

No.3 救命の連鎖・あなたの役割

救命の連鎖でバイスタンダーであるあなたの役割は、2・3コマ目の早期認識と一次救命処置です。早期認識とは、いち早く傷病者が倒れているのを発見し、心肺停止状態であることを確認し、 消防署へ119番通報するまでです。 一次救命処置...
心肺蘇生法

No.4 応急手当と救命曲線

心肺停止状態の傷病者に、心肺蘇生を実施した場合としなかった場合は、大きく命が助かる可能性が違ってきます。 心肺停止から3分以内に心肺蘇生を実施しないと、蘇生しても脳に障害が残る確率が高くなり、社会復帰が難しくなります。 脳は...
心肺蘇生法

No.5 人が倒れていたら

人が倒れているからと不用人に近づくと、思わない二次災害に巻き込まれることがあります。交通事故に遭った人を助けようとして、あわてて安全確認を怠り、道路に飛び出してしまい、車にはねられたりしたら本末転倒です。 4コマでは、指差呼...
心肺蘇生法

No.6 なぜ、安全確認が必要か?

人が倒れている場所は、危険な事故現場であると認識してください。事故が事故を呼ぶ異常な状態にある、デンジャラスゾーンだと思ってください。 安全確認を怠り不用心に危険な場所へ近づくことは、自分の命を危険にさらす自殺行為と同じです...
心肺蘇生法

No.7 二次災の排除

事故現場では、4コマのように状況に応じた二次災害防止が必要です。1コマ目では交通事故防止、2コマ目では落石から の回避、3コマ目では工事現場での作業制限を行っています。 二次災害防止をするためには、状況に応じた危険要因が何で...
心肺蘇生法

No.8 傷病者の横に座る

傷病者の肩と自分の正中の位置が合わさる所に座りましょう。 この位置が心肺蘇生法を実施するときに、胸骨圧迫と人工呼吸を移動することなく効率的にできるベストなポジションになります。 座る位置は、傷病者の右側でも左側でもど...
心肺蘇生法

No.9 おでこを押さえる

手で傷病者に触れることで、呼びかけるだけでは知ることのできない傷病者の体温、発汗、冷汗などの情報を知ることが可能になります。 おでこを押さえることで、傷病者が不意に起き上がって、頭をぶつけるなどの事故を防止することができます。...
心肺蘇生法

No.10 呼びかけ

4コマでは、傷病者の横に座って、言葉での呼びかけと肩を叩くことによる刺激で、意識の確認を行っています。 それでは、いち早く意識の確認をするために、傷病者を見つけた時点で、離れた所から声をかければ良いのではと思いませんか? そ...
心肺蘇生法

No.11 反応無しの判断

反応無しとは、呼びかけにも刺激にも反応しない、状態です。 反応無しには、2通りのパターンがあります。1つ目は呼吸をしている状態での反応無し。2つ目は、呼吸も心臓も止っている心肺停止状態での反応無しです。 1つ目の反応無...
心肺蘇生法

No.12 助けを呼ぶ

心肺蘇生を1人で全て行うことは、効率的かつ効果的ではありません。意識の確認・119番通報・胸骨圧迫・人工呼吸・AEDの準備など、あなたは1人でたくさんのことをしなくてはなり ません。 助けを呼んで人を集めることで、仕事量を分担...
心肺蘇生法

No.13 119番通報

119番通報は、消防署の係員から必要なことを聞いてきますので、それに答えていけば良いだけです。自分であれこれ考えることは必要ありません。完全な受け身で大丈夫です。 また、住所さえ分かればその時点で救急指令をかけて救急車を 出...
心肺蘇生法

No.14 呼吸の確認

呼吸をしていれば、心臓も動いています。心肺停止は呼吸が止ったあとに、心臓が止るのが普通だからです。逆に心臓が止った後に呼吸が止ることは、ほとんど考えなくても良い思います。 心臓 に外部から強いショックが加わり、一瞬にして心臓が...
心肺蘇生法

No.15 胸骨圧迫はすぐに実施

胸骨圧迫をすぐに実施する訳は・・・呼吸が止っても血液中には、まだ酸素が残っています。 救助者が人工呼吸をして呼気を吹き込むより、胸骨圧迫を優先して、血液中に残った酸素をいち早く、 身体全体に循環させ、脳への酸素の供給を行った...
心肺蘇生法

No.16 強く・早く・絶え間なく

とにかく胸骨圧迫をすぐに行うことが、一番大切なことなのです。細かい数字を気にして胸骨圧迫を行うことが、遅れることがないようにしなければなりません。 回数やリズムなどの数字は、あくまでも目安であると思ってください。細かい数字を...
心肺蘇生法

No.17 圧迫位置

胸骨圧迫の役割は、ポンプの役割をする心臓を、外部から・圧迫することで物理的に動かし、身体全体の血液の循環 を維持して、脳への酸素の供給を確保することです。 胸骨圧迫のポイントは、自分の体重をうまく利用して、 胸骨に対して、垂...
心肺蘇生法

No.18 胸骨圧迫の実施場所

胸骨圧迫は、すぐに行わなくてはなりません。しかし、急ぐあまりにあわてて、ベッドの上などの柔らかい場所で行うと、 圧迫したカが吸収されて、十分な効果を得ることができません。 胸骨圧迫を効果的に行うには、床面などの堅い場所に、傷病...
心肺蘇生法

No.19 乳児・小児の胸骨圧迫

小さな子どもに対して行う、胸骨圧迫の回数とリズムは、大人と全く同じです。しかし、小さな子どもに対して、大人と同じカで胸骨圧迫を行うことは危険です。 子どもへの胸骨圧迫のカの加減は、大人が両手で行うのに対して、子どもは片手の中指...
心肺蘇生法

No.20 胸骨圧迫の姿勢

胸骨圧迫を効果的に行うには、圧迫する力が心臓に対して、垂直に加わることが大切です。 腰をグイッと入れて肘を伸ばし、つま先を立てることで、体重をうまく利用することができ、効果的な姿勢を作ることが可能になります。 胸骨圧迫 ...
心肺蘇生法

No.21 胸骨圧迫 : 人工呼吸

まず最初に胸骨圧迫を実施し、次に人工呼吸を実施します。胸骨圧迫を30回に対し、人工呼吸を2回実施します。 救急隊が到着するまでの平均8分間、1人で胸骨圧迫と人工呼吸を継続しなくては、傷病者の命を救うことはできません。 8...
心肺蘇生法

No.22 胸骨圧迫のポイント

胸骨圧迫は、正確な圧迫位置を圧迫しないと、効果的に心臓を圧迫することがでません。 また、手がずれたり離れたりすることも心臓を十分に圧迫することができません。 4コマ目の胸骨圧迫のリズムは4分の4拍子で、テンポの目安はマ...
心肺蘇生法

No.23 下位肋骨が危険な訳

肋骨は12対で背骨から胸骨へと伸びて、前側で繋がっているため、その繋ぎ目を圧迫すると、折れやすくなっています。 だから、胸骨圧迫は正しい位置を圧迫しないと、肋骨を折ってしまう危険があります。 もっと、危険なことがあり...
心肺蘇生法

No.24 気道確保

一般の人への救急教室では、呼吸の確認のときの気道の確保は行いません。胸の動きや体の動きを見て、普段どおりの呼吸をしているかを確認します。 気道の確保をして、呼吸の確認をする時間をはぶき、素早く胸骨圧迫を行うためです。 ...
心肺蘇生法

No.25 気道閉塞

4コマのように、気道閉塞になる仕組みを知っておくと、人工呼吸を行うときに、気道確保をスムーズに行うことが可能になります。 意識を失うと全身の力が抜けてしまい、2コマ目のように舌の付け根の筋肉が緩み、空気の通り道である気道を塞い...
心肺蘇生法

No.26 人工呼吸

心肺蘇生を行うときの人工呼吸は、2コマ目を参考にして、2回呼気を吹き込みます。たとえうまく呼気の吹き込みができなくても、1回とカウントします。 さらに、4コマ目で2回とも呼気が吹き込みができなくても、2回とカウントして、ただち...
心肺蘇生法

No.27 人工呼吸のポイント

2コマ目の、胸骨圧迫の中断を10秒以内にいしているのは、胸骨圧迫を絶え間なく行うことを優先するためです。 3コマ目でも分かると思いますが、それだけ胸骨圧迫は、重要なことなのです。 ほとんどの皆さんは、4コマ目で紹介する、...
心肺蘇生法

No.28 心臓

1コマ目のように、心臓の位置は、真ん中ではありません。 3コマ目のように、心臓は人の意思に関係なく動き続けています。心臓を動かす筋肉は不随意筋と言い、頼んでいないのに休むことなく働いてくれるのです。おかげで私たちは生きていられ...
心肺蘇生法

No.29 心臓の仕組み

人間の心臓には1コマ目のように2心房2心室で部屋が4つあります。 両生類やは虫類は2心房1心室、魚は1心房1心室です。進化して水中から陸上に上がるにつれて、身体のつくりが複雑になっていき、心臓の部屋も増えて複雑になっている ん...
心肺蘇生法

No.30 AEDって知ってる?

自動体外式除細動器を英語で、AUTOMATED EXTEMAL DEFIBRILLATORと言います。その頭文字を取ったのがAEDです。4コマのような、あれっ・え~ っと・どうしよう、ではありません・・・ と説明されても、なん...
心肺蘇生法

No.31 AEDって何をするもの?

AEDは、心筋梗塞や狭心症などで、心臓発作が起こったときに発生するけいれんを、電気ショックにより取り除き、胸骨圧迫を効果的に行うことができるようにする医療機器です。 けいれんを取り除くと、心拍停止状態なるか、心拍が再開されるか...
心肺蘇生法

No.32 AEDでけいれんが取れる訳

4コマ目のように、心臓は電気的刺激を受けて動いています。その電気的信号が心臓発作により、誤作動を起こしてけいれんを起こします。 1コマ目のように、けいれんしている状態では、心臓にある4つの部屋の連動がうまく行かなくなります。心...
心肺蘇生法

No.33 AEDは、どこにある?

AEDは、不特定多数の人が多く集まる場所に、設置されていることが多いようです。また、不特定多数の人が集まらなくても人数の多い大きな会社などに設置されているようです。 AEDの設置には法律的な義務はありませんが、行政や企業など...
心肺蘇生法

No.34 AEDの電源を入れる

まず、1コマ目のように、AEDを持って来ないと、使用することができません。そのときに、助けを求め人を呼んで来ましよう。 2コマ目のように、AEDは傷病者の頭側で、人工呼吸の実施の邪魔にならない場所に置きましょう。 3・4...
心肺蘇生法

No.35 電極パッドを貼り付ける

電極パッドを貼付けるには、傷病者の胸を出して電極パッドを貼付ける場所を確保しないといけません。 1コマ目は、衣服をはだけて胸を出していますが、前開きでない衣服などで胸を出すことができない場合は、はさみで衣服を切って胸を出しまし...
心肺蘇生法

No.36 電極パッドの貼り方1

1コマ目のように、心臓マッサージを中断すること無く、電極パッドを貼り付けて行くことがポイントになります。 2コマ目のように、濡れた傷病者の身体を拭いたり、3コマ目のように、貼り薬を剥がしたりする場合などで、どうしても中断しなけ...
心肺蘇生法

No.37 極パッドの貼り方2

電極パッドの基本的な貼り付け方は、電極パッドに表示されています。 具体的には、右側鎖骨下3cmの位置と左側鎖骨下8cmの位置に貼り付けます。この位置に貼り付けると、心臓を電極パッドではさんだ形になります。 右側に貼り付け...
心肺蘇生法

No.38 心電図の解析

2コマ目のように、心電図の解析とは、心臓が今どのような状態なのかを波形で判断することです。ですから、傷病者に救助者が触れていると、正確な波形を判断することができなくなります。 4コマ目のように、電気ショックを行う時に、傷病者に...
心肺蘇生法

No.39 電気ショック

4コマのように、電気ショックを行うときは、周囲の人に必ず「電気ショックを行います、離れてください。」と言って、周知しましょう。 誰も傷病者に触れていないことを確認してから、ショックボタンを押しましょう。また、離れていても傷病者...
心肺蘇生法

No.40 AEDと心肺蘇生法

1コマ目のように、解析中は、傷病者に触れないようにしましょう。傷病者に触れると、触れた人の体動で正確な波形が出なくなります。 また、ベッドの上など不安定な場所や、乗り物の中などでは、AEDが振動を拾わないように、静かにしましょ...
心肺蘇生法

No.41 救命処置の流れ

心肺蘇生法

No.42 救急隊が来たら

1コマ目のように、救急車の誘導が大切です。 119番通報したときに消防は住所を聞きますが、間違っていたり、同じ住所 が複数あったり、地図と違っていたり、道路が狭く直近まで近づけなかったり、階段が有ったり・・・ピンポイントで誘導...
心肺蘇生法

No.43 救急搬送

1コマ目では、傷病者の意識が無い場合、受け答えができない場合、家族が傷病者の持病などを把握できていない場合など、保険証・薬手帳・服用している薬などがあれば、おおむね傷病者の状態を把握することができます。 2コマ目のように、あわ...
心肺蘇生法

No.44 救急搬送の病院の決定

救急隊は原則、傷病者の状態に対応できる、直近の病院に搬送しますが、継続治療中の病院や、傷病者本人や家族の希望する病院があれば、考慮します。 2・3コマ目のように、搬送する病院は救急隊員が、傷病者の状態を判断して決定します。救急...
心肺蘇生法

No.45 新型コロナウイルスの流行を踏まえた 心肺蘇生法の基本的考え

1コマ目のように、新型コロナウイルスの感染した傷病者に、口対口の人工呼吸を実施することは非常に危険です。 唾液による体液交換により、感染危険度MAXです。2コマ目に習って、胸骨圧迫とAEDによる電気ショックのみを行いましょう。...
心肺蘇生法

No.46 新型コロナウイルスの流行を踏まえた 心肺蘇生法の手順

1コマ目は、飛沫感染の可能性を回避するためです。 2コマ目は、胸骨圧迫による、傷病者の口からの飛沫感染を防止し、エアゾルによる感染のリスクを減らすためです。 3コマ目は、ひたすら胸骨圧迫を行っていますが、AEDによる電気...
心肺蘇生法

No.47 新型コロナウイルスの流行を踏まえた 心肺蘇生法の実施後

1コマ目のように、心肺蘇生実施後はただちに、うがい・手洗い・消毒をしてください。 救急隊に引き継いだら、救急隊に指示を仰ぐと良いでしょう。消毒液やマスクが無ければ、救急隊の保有する消毒液やマスクを使わせてもらうのも一つの方法で...
心肺蘇生法

No.48 善きサマリア人の法

1コマ目に、「その人ができることをしたのなら・・・」とありますが、やったことが逆効果となって、助かるはずであった命がなくなる場合があります。 それは、助けようとする気持ちに、知識や技術が伴っていないから、間違った応急処置をして...
心肺蘇生法

No.49 日本の善きサマリア人の法

人を助ける気持ちと知識と技術を持ち合わせても、命を助けることができなければ、医者でも救急救命士でも、恩を仇で返されるようなことになることがあります。 傷病者の家族の気持ちからすると、決して悪意があるわけでは無いと思いたいところ...
心肺蘇生法

No.50 救命の迷路

救急の知識と技術

No.51 傷病者の体位管理

体位管理の基本は、傷病者本人に一番楽な姿勢を取ってもらうことです。 体位管理の目的は、苦痛を和らげる、気道を開通させ呼吸を維持する、嘔吐に備え誤嚥を予防する、血液循環をコントロールして呼吸と循環機能を改善する、出血量を少なくす...
救急の知識と技術

No.52 体位管理・仰向け

仰向けは、体位管理の基本的な形で救急隊が傷病者をストレッチャーで搬送するときや、救急車内で寝かせるときも、この体位を基本に活動します。 仰向けのメリットは、重心が低く安定しているので、全身の筋肉の緊張が少なく最もエネルギー効率...
救急の知識と技術

No.53 体位管理・座位

座位とは、座った状態のことです。上半身を起した形になるので、重力による胸への圧迫が少なくなり、呼吸がしやすくなります。 また、心臓の位置も高くなるため、心臓へ戻る血液量が少なくなり、心臓への負担が軽減されます。 座位は、...
救急の知識と技術

No.54 体位管理・半座位

半座位とは、座った状態で上半身を起した態勢です。 背もたれの角度を調節のできるいすや背中や頭の後ろに、枕やクッションを当てるなどして、楽な体勢を保つようにしましょう。 腹部外傷や急性腹症などで腹痛を訴えている傷病者で出血...
救急の知識と技術

No.55 体位管理・足側高位

足側高位とは、仰向けに寝た状態で足側を高くした体位で、ショック体位とも呼ばれ、ショック状態の傷病者に適しています。 両足を上げることで頭部への血液量を増やし脳への酸素供給を優先させます。 足を高くするには、膝から下の部分...
救急の知識と技術

No.56 体位管理・膝屈曲位

膝屈曲位とは、仰向けに寝た状態で膝を立てた体位です。腹部の痛みや緊張を和らげ、腹部に外傷を受けたときや、腹痛を訴える傷病者に適しています。 「ベッドに仰向けに寝て両膝を立ててください」と言われた経験はありませんか? これ...
救急の知識と技術

No.57 体位管理・側臥位

側臥位とは、仰向けに寝た状態から左右どちらかを下にして、横向きになった体位です。 不安定な体位なので、背中などに枕やクッションを当て、支持することで安定させるとよいでしょう。 支持する物が無いときは、下側の腕や上側の足を...
救急の知識と技術

No.58 体位管理・腹臥位

腹臥位とは、横ばいの状態で顔を横向きにした体位です。嘔吐していたり、嘔吐の可能性があるとき、背中などに外傷がある傷病者に適した体位です。 床面との接地面が広く安定するため、緊張感が少なく、舌根沈下による気道閉塞も防ぐことができ...
救急の知識と技術

No.59 体位管理・回復体位

回復体位とは、気道の開通を維持して、気道閉塞と嘔吐などによる誤嚥を、回避するために考えられた体位です。 ポイントは、頭をやや後ろに反らせて、できるだけ気道を広げた状態を保つ ことです。 また、無意識に寝返りしたり、仰向け...
救急の知識と技術

No.60 気道異物・原因と対策

2コマ目のとおり、気道異物で一番多く危険なものは、ピーナッツです。ピーナッツが気道に入ると、激しく咳き込んだりします。 これで出ればよいのですが出てこなければ、しばらくすると片方の気管支に入り込み、症状が落ち着くことがあります...
救急の知識と技術

No.61 気道異物の除去

気道異物で怖いのは窒息になることです。窒息への対応はまず、気づくことです。 窒息している人は手でのどをつかむ仕草をします。これを「窒息のサイン」と言います。そして、素早く異物の除去を行うことです。背部突き上げ法と背部叩打法の2...
救急の知識と技術

No.62 誤飲と誤嚥

救急の知識と技術

No.63 脳しんとう

脳は、頭蓋骨で守られ、その内側に硬膜・くも膜・軟膜と3つの膜に覆われています。 くも膜と軟膜の間に、くも膜下腔という隙間があります。その隙間に脳髄液と言う無色透明の液体が満たされ、その中に脳は水の中に浸かったような状態で、保護...
救急の知識と技術

No.64 脳しんとうの応急処置

まず周囲の状況を確認して、なぜ脳しんとうを起したのかを確かめましょう。 脳しんとうの原因は、頭を打つなどして脳が揺さぶられて起こります。頭を打ったということは、首への衝撃も受けたということです。 頭を打てば、頸椎損傷の可...
救急の知識と技術

No.65 セカンドインパクト

セカンドインパクトの恐ろしいところは、1回目の脳しんとうより2回目の脳しんとうの方が、重篤な症状になることが多いということです。 例えば、1回目の脳しんとうが軽く、症状が出なくても、脳へのダメージは残っています。 そのダ...
救急の知識と技術

No.66 頭痛の種類

片痛頭は、頭の両側がズキンズキンと拍動するような痛みを感じる・我慢できないレベルで身体を動かすと悪化して吐き気を伴う。 群発性頭痛は、20~40歳くらいの男性に多く、飲酒によって起こりやすい・喫煙や不規則な睡眠でも起こる。 ...
救急の知識と技術

No.67 頭痛の対策

頭痛の防止には、環境との関係をチェック!どのようなときに頭痛が起こったのかを記録しておくことで、原因となる環境を避けるようにする。 頭痛と食べ物の関係をチェック!何を食べたときに頭痛が起こったのかを記録しておくことで、原因とな...
救急の知識と技術

No.68 危険な頭痛

頭痛の9割が緊急性の低いもので、緊急な治療を必要としないものですが、残りの1割に見逃すことができない、危険な頭痛が含まれています。 1コマ目のくも膜下出血は代表的なもので、脳の血管にできた脳動脈瘤と言う袋が破れ、くも膜下腔に大...
救急の知識と技術

No.69 胸痛

激し痛みが起こったらただちに病院へ行きましょう。 痛みがいつ起こったか・どの部分が痛いか・どのような痛みか・どのくらい痛みが続いているのかをチェックして、救急隊や医師に情報提供できるようにしましょう。 最も重要なことは、...
救急の知識と技術

No.70 腹痛

腹痛は、食べ過ぎ・冷えすぎ・緊張・便秘・急性胃腸炎・虫垂炎・食中毒・十二指腸潰瘍など様々な原因で起こります。 そのときの痛みは、何らかの異常を知らせるシグナルです。異常を感じたら「いつから」「どこが」「どんなふうに痛いのか」な...
救急の知識と技術

No.71 腹痛の応急処置

道ばたで知らない人が、お腹を押さえて苦しんでいます。 これが女性であれば、もしかしたら妊娠の可能性もあるかもしれません。女性は、見ず知らずのあなたに、自分が妊娠していることを言うことができなくて、そのまま病病院へ運ばれ、レント...
救急の知識と技術

No.72 食中毒

食中毒とは、食べ物を食べることで中毒症状を起すことです。腐った物を食べて細菌に感染するなどして、それに伴って生じる症状のことです。「食あたり」とも言います。 予防するには3つの原則で、菌を「つけない」ために調理器具や調理方法を...
救急の知識と技術

No.73 痛み

痛みは、大きく分けると、1皮膚や内臓などのけがによる痛み・2神経が損傷して起こる痛み・3心の痛みなど、はっきりと原因が分からないもので、脳自体で痛みを感じるものの3種類があります。 私達は、痛みを感じることで身体の異常に気づき...
救急の知識と技術

No.74 痛みの原因

救急の知識と技術

No.75 傷の種類1

救急の知識と技術

No.76 傷の種類2

救急の知識と技術

No.77 傷の応急処置

傷の応急処置で大切なことは、「清潔」です。 傷口が汚れていると雑菌が入り感染症を起す原因になります。 また、清潔にすることで、傷の治りも早くなります。 汚れの無い軽い傷であれば消毒だけで済ますことができますが、土や砂など...
救急の知識と技術

No.78 創と傷

救急の知識と技術

No.79 傷の感染

傷が感染しているかを知る方法として、痛みの悪化・腫れ・赤み・傷回りの体温をチェックします。 分かりやすいものとして、膿や濁った体液が傷口から出ていれば、感染を明らかに示すサインです。 膿は、傷口が化膿したときに出てくる、...
救急の知識と技術

No.80 頭部外傷

頭部外傷とは、交通事故・転落・転倒・暴力などにより、頭に外からの力が加わることで、頭皮・頭蓋骨・脳への損傷を起すけがです。 1コマ目の皮膚の擦り傷や切り傷は、頭皮が裂けてしまうと頭の血流量が多いために、出血量が多くなることが...
救急の知識と技術

No.81 胸部外傷

胸部には、胸の少し左よりの心臓を中心とした範囲に危険域と呼ばれる部位があります。 ここには、心臓・肺・大きな血管などの生命維持に関わる重要臓器が入っているので、損傷すると命に関わるような、非常に危険な状態に陥ることになります。...
救急の知識と技術

No.82 腹部外傷

1コマ目の鋭的外傷では、刃物が刺さり臓器が傷つけられることが想像できます。鈍的外傷では、バットで殴られ肋骨が折れて内臓が破裂するのが想像できます。 いずれにしても残念なことに、私達にできる応急処置は、ほとんど有りません。 ...
救急の知識と技術

No.83 骨盤・四肢外傷

骨盤骨折は、外観の観察だけでは分かりにくいと思います。 確認するには骨盤を手で押さえて、動揺が有るかを1回だけ確かめる方法がありますが、知識の乏しい私達が行うと、かえって損傷を悪化させることになります。 また、骨折が分か...
救急の知識と技術

No.84 多発外傷

多発外傷は外傷医学では、事故発生から病院での治療開始までを1時間以内としています。時間の経過とともに、救命のチャンスが少なくなって行くからです。 多発外傷は、複数の大けがを負っているため、私達にはどのけがを優先すべきかの判断は...
救急の知識と技術

No.85 止血方法

人間の血液量は、体重の約8%です。体重が60kgの人なら約5ℓの血液が身体の中に流れています。 このうち20%を失うと出血性ショックに陥ります。30%以上で命の危険にさらされます。 出血の危険度は、出血の量と速さで決まる...
救急の知識と技術

No.86 直接圧迫止血

直接圧迫止血は、止血の際に最初に行う基本的な手技による方法です。圧迫を開始したら止血が完全に完了するまで継続しましょう。 止血までの時間的な目安は、静脈性出血で5~15分くらい です。 止血の途中で傷の様子を見ようとか、...
救急の知識と技術

No.87 間接圧迫止血

間接圧迫止血は、出血部位を直接圧迫するのではなく、出血部位に近い心臓側の動脈を指で押さえて、圧迫することで、末梢の血流を遮断して止血する方法です。 水道ホースを足で踏みつけて、水を止めるイメージです。 適用範囲は、腕や足...
救急の知識と技術

No.88 緊迫止血

緊迫止血は、直接圧迫止血や間接圧迫止血で止血ができない場合で、生命の危険がある場合に行います。 安易に緊迫止血を最初から行うのではなく、第3の番目の手段として認識し ておいてください。 過度な締め付けや針金など細く固いも...
救急の知識と技術

No.89 止血帯

4コマの例は三角巾を使用した止血帯の代用例です。 止血帯とは、腕や足の出血を止血するためのバンド上の器具で、単純に止血を目的にした場合は優れた器具ですが、命の危険を脅かす大量出血で、緊急に止血しないといけない場合以外は推奨され...
救急の知識と技術

No.90 動脈と静脈

動脈とは、心臓から圧力のかかった血液を全身に送るため、ゴムホース のような弾力と強度があります。 心臓の拍動に応じて動脈が脈を打ちます。これが脈拍です。静脈は、全身に送り出された圧力の低い血液を、心臓に送り返す薄く弾力の無い血...
救急の知識と技術

No.91 外出血

外出血とは、血液が目に見える出血のことです。 例えば、擦り傷や切り傷などから血液が身体の外へ流れ出ることです。 また、鼻血や口の中の出血なども外出血の範囲です。そのほとんどが、直接圧迫止血や間接圧迫止血で応急処置が可能で...
救急の知識と技術

No.92 内出血

内出血とは、血液が見えない出血のことです。 例えば、打撲で血管から流れ出た血液が皮膚の下に溜り、青や紫色のあざができる皮下出血、関節内・筋肉内・頭蓋内出血などを言います。 出血している傷口は体内にあるので止血法は適用でき...
救急の知識と技術

No.93 身体内部からの出血

1コマ目の喀血は、気管や肺からの出血で、せきと一緒に泡の混じった真っ赤な鮮血が吐き出されます。 2コマ目の吐血は、胃・十二指腸・食道からの出血で、吐き気や嘔吐を伴い、胃酸により黒ずんだ血液が吐き出されます。食道からの出血は、真...
救急の知識と技術

No.94 出血量

流れ出た出血量を直接計ることはできません。しかし、ある程度の出血量は推測できます。 目測により地面に流れ出た血液の直径が50cmの拡がりで200㎖、直径が1mで500㎖が目安です。 タオルで出血を吸い込み、タオルから血液...
救急の知識と技術

No.95 血圧

血圧とは、心臓が収縮して血液を動脈へ送り出します。 そのときに動脈にかかる圧力のことです。このときに、心臓が収縮したときの血圧を収縮期血圧と言います。一般的には最高血圧と言われています。 また、心臓が拡張したときの血圧を...
救急の知識と技術

No.96 出血性ショック

出血性ショックとは、交通事故などによる外傷や大動脈の破裂などが原因で、大量の血液が身体から失われ全身の血液量減り、血液循環量の低下が起こることです。 その結果、重要臓器や細胞に必要な酸素が十分に行き渡らなくなり、意識や呼吸状態...
救急の知識と技術

No.97 鼻血の止血

2コマ目の、キーゼルバッハ部位とは、鼻の内側で鼻粘膜という粘膜で覆われた、鼻の入口から1cmくらい入った、特に細い血管(静脈)が表面に多く集中している部分です。 血管の表面は、ほとんど保護されていないため、わずかな傷でも簡単に...
救急の知識と技術

No.98 鼻血の原因

危険な鼻血の3パターン。 何もしていないのに鼻血が出るのは、何らかの病気の可能性があります。 鼻血が30分以上たっても止らないなら、血液の止血作用に何らかの問題を抱えている可能性があります。鼻血が大量に出るのなら、鼻の奥...
救急の知識と技術

No.99 捻挫

捻挫とは、1コマ目のように、関節が不自然な形や方向に捻られ、許容範囲を超えたときに起こる損傷です。 2・3・4コマ目のように、靱帯・鍵・軟骨などが損傷しますが骨折には至りません。症状として腫れや痛み・熱感を伴います。よく使われ...
救急の知識と技術

No.100 捻挫の応急処置

捻挫の応急処置の方法としてRICEが一般的ですが、1つ1つの処置を個別に行うのではなく、基本的には全ての処置を同時に行います。 Rで患部を安静にすることで症状の悪化を防止します。Iで患部を冷やすことで血流を抑え、うっ血を抑制します。C...
救急の知識と技術

No.101 医師の診断が必要な捻挫

医師の診断が必要な捻挫には、靱帯断裂・頸椎損傷・腰椎損傷などがあります。どれも重症化すれば医師による医療的処置が必要になります。 靱帯損傷は、断裂した瞬間に激痛が走り、患部が大きく腫れ上がり、広範囲に内出血が見られ、触るとグラ...
救急の知識と技術

No.102 骨折の応急処置

まずは、骨折をしているかを判断しなくてはいけません。 激しい痛み・皮下出血が見られ腫れていたり、変形していれば骨折と判断してよいでしょう。判断がつかない場合は、骨折と判断して対処しましょう。 ポイントは、動かさないことで...
救急の知識と技術

No.103 骨折の固定

骨折の治療の基本は、折れた骨を元の位置に戻して固定することです。適正に固定し固定を邪魔するような外力を加えなければ、ほとんどの場合後遺症を残さず治癒します・・・ これは、医師が病院で行う治療での話しで、私達が救急現場でできるこ...
救急の知識と技術

No.104 骨折の種類

骨折の種類をあげれば、骨折の部位・見た目・形状・骨の折れ方・ひびの入り方・原因が事故なのか病気なのかなど、判断項目が非常に多くな ります。 私達は、医師ではないのでそこまで詳しく種類を知る必要は無いと思います。 それより...
救急の知識と技術

No.105 骨折の症状

骨折の症状には、痛み〜1コマ目のように、骨折部位に激痛が走る。負傷部位を軽く押さえると強い痛みを感じる。 変形~2コマ目のように、正常な形ではなく明らかに変形が見られる。骨がポッキリと折れていたり、粉砕していたら分かりやすいで...
救急の知識と技術

No.106 骨折による損傷

骨折による損傷では、4コマのように、骨・血管・神経・靱帯・腱・筋肉・皮膚など様々な部位に重篤な損傷を受ける可能性があります。 症状も痛みや腫れなど一般的なものから、重症化すると出血性ショック のような、命に関わる状態に陥ること...
救急の知識と技術

No.107 骨折の予防

救急の知識と技術

No.108 ギックリ腰

ギックリ腰は、いつ誰に起こるか分かりません。 朝起きるとき、顔を洗うときに前屈みになったとき、床に落ちているものを拾ったり持ち上げたり、腰をひねる動作をしたり、何気ない日常の動作でも意識しておく必要があります。 腰を支え...
救急の知識と技術

No.109 ギックリ腰の症状

ギックリ腰の痛みの程度や症状の出方は、4コマのように、人によって様々です。 共通して言えることは、動作に伴って痛みが出ると言うことです。言いかえれば、じっとして安静にしていれば痛みは出ないと言うことです。 ギックリ腰での...
救急の知識と技術

No.110 ギックリ腰になりやすい行動

1コマ目のように、顔を洗っていて前屈みになったとき、重い物を持ち上げようとしたときなど、ギックリ腰になる瞬間がはっきりしていることもありますが、朝、目が覚めたら腰が痛くて起き上がることができないなど・・・おかしいなぁ昨日、荷物をたく...
救急の知識と技術

No.111 ギックリ腰の原因

ギックリ腰は年齢に関係なく、若い人でも多く発症しています。腰に負担をかけるような生活を送っていない人でも発症します。 原因としては4マのような、筋肉や骨周辺の軟骨や椎間板のトラブルが考 えられます。 レントゲンなどで検査...
救急の知識と技術

No.112 ギックリ腰の対応

救急の知識と技術

No.113 ギックリ腰の予防

ギックリ腰の根本的問題点は、身体の柔軟性の低下です。 腰・お尻・背中などの筋肉が固いと物を持ち上げたときに、腰への負担が増します。身体の柔軟性を養うためストレッチを行いましょう。風呂上がりに行うと効果が上がります。 腰周...
救急の知識と技術

No.114 背椎損傷

背椎損傷とは、1コマ目のとおり、交通事故やスポーツなどで、背椎に過大な外力が加わって、骨折や脱臼等の損傷を受ける外傷のことです。 背椎とは、一般的に言われる背骨のことで、首からお尻までの部分の骨を言い、内部に脳と神経繊維を繋ぐ...
救急の知識と技術

No.115 背椎損傷の原因

背椎損傷の原因は、4コマのように、強い外力を受けることで起こることが一般的です。しかし、強い外力を受けなくても、ちょっとした弾みで起こることもあります。 田んぼの柔らかい泥の上に後ろ向きに転び尻餅をついただけで起こった事例もあ...
救急の知識と技術

No.116 麻痺の確認

麻痺の確認と言っても、どこが麻痺しているのか、場所だけを確認しただけでは、先に進めません。 麻痺の状態から何が原因なのか、どうしたらいいのか、緊急性はあるのかなどを判断して適切な応急処置へと繋げることが大切です。 麻痺と...
救急の知識と技術

No.117 高エネルギー外傷

救急の知識と技術

No.118 ロードアンドゴー

ロードアンドゴーとは、高エネルギー外傷や重症度が高い外傷で、救命の可能性がある傷病者に対して、救急現場で観察と救命処置を行って救急車に5分以内に収容し、病院へ迅速に搬送することで医師による早期医療を行い、救命のチャンスを拡大すること...
救急の知識と技術

No.119 三角巾の役目

三角巾とは包帯の一種で、骨折などの固定・火傷などの被覆・けがの止 血など、様々な救急処置に使用することが、三角状の布です。 また、調理や掃除などの時に衛生を保つため頭髪を覆ったり、バンダナの代わりに汗止めに使用されています。
救急の知識と技術

No.120 三角巾のたたみ方

三角巾は、折りたたむことで帯状になり、包帯の代用をすることができます。この、折りたたんだ三角巾を「たたみ三角巾」と言います。 折りたたむときのポイントは、4コマのように地面などに置くことなく、折りたたむことで、雑菌などからの汚...
救急の知識と技術

No.121 三角巾の結び方

三角巾を結ぶときに使われる結びは、一般的には「本結び」と言う結び方をします。 本結びの特徴として、一度結ぶと解けにくいつなぎ方です。本結びは、いろいろな名前で呼ばれています。「かた結び」「真結び」「細結び」「まる結び」「しめ結...
救急の知識と技術

No.122 三角巾・腕の吊り方

腕の吊り方は1コマ目のように、三角巾の頂点が肘の位置に来るように当てます。 2コマ目のように、三角巾で腕を包み込むように折り返し、3コマ目のように、首の後ろで両端を結びます。2コマ目のよに、頂点を結び肘を安定させます。肘の下や...
救急の知識と技術

No.123 三角巾・額の圧迫

三角巾で圧迫することで、額からの出血や腫れを、防止することができます。 三角巾で圧迫する前に、負傷部位を滅菌ガーゼ等で覆います。出血が止っていない場合は、止血を優先しましょう。三角巾を8つ折りにして「たたみ三角巾」をつくります...
救急の知識と技術

No.124 三角巾・頭の被覆

三角巾で被覆することで、外からの刺激から頭の負傷部位を守ることができます。 三角巾で被覆する前に、負傷部位を滅菌ガーゼなどで覆いましょう。出血が止っていない場合は、止血を優先しましょう。 2コマ目のように、底辺を3~4c...
救急の知識と技術

No.125 三角巾・顔面の被覆

顔面の被覆は、熱傷などの場合に行います。 三角巾で被覆することで、外からの刺激から顔面の負傷部位を守ることができます。三角巾で被覆する前に、負傷部位が汚れていたら清潔にしましょう。負傷部位が破れていたりしたら、滅菌ガーゼなどを...
救急の知識と技術

No.126 三角巾・頭部の圧迫

三角巾で被覆することで、頭部からの出血や腫れを防止することができます。 三角巾で圧迫する前に、負傷部位を滅菌ガーゼなどで覆います。出血が止っていない場合は、止血を優先しましょう。 1~3コマ目のように、8つ折りの「たたみ...
救急の知識と技術

No.127 三角巾・四肢の圧迫

三角巾で圧迫することで、四肢からの出血や腫れを防止することができます。 三角巾で圧迫する前に、負傷部位を滅菌ガーゼなどで覆います。出血が止っていない場合は、止血を優先しましょう。 8つ折りの「たたみ三角巾」の約3分の1く...
救急の知識と技術

No.128 三角巾・手の被覆

三角巾で被覆することで、外からの刺激から手の負傷部位を守ることが できます。 三角巾で被覆する前に負傷部位が汚れていたら清潔にしましょう。滅菌ガーゼなどを当て保護しましょう。 1コマ目のように、三角巾 を半分に折り「半巾...
救急の知識と技術

No.129 三角巾・膝の被覆

三角巾で被覆することで、外からの刺激から膝の負傷部位を保護するこ とができます。 三角巾で被覆する前に、負傷部位が汚れていたら清潔にしましょう。滅菌ガーゼなどを当て保護しましょう。 2コマ目のように、4つ折りの「たたみ三...
救急の知識と技術

No.130 三角巾の代用品

三角巾は包帯の一種です、代用品を考える前にどのような包帯があるのかを知っておくことで、いざと言うときに役に立つと思います。
救急の知識と技術

No.131 立ちくらみ

立ちくらみは、疲れている時や生活のリズムが乱れていて自律神経のバランスが崩れている時に起こりやすくなります。 急に立ち上がったり、起き上がったりすると血圧が急速に低下し、数秒~数分の間、気が遠くなる・ふらつく・めまいがする・混...
救急の知識と技術

No.132 立ちくらみの原因

立ちくらみの原因には、4コマのように様々なものがあります。 中でも4コマ目のように、病気が原因となるものは、特に注意が必要です。「糖尿病」「パーキンソン病」「一過性脳虚血発作」「起立性調節障害」などもあります。 このよう...
救急の知識と技術

No.133 貧血の症状

貧血とは、血液が薄くなった状態のことです。 医学的には血液中のヘモグロビン濃度が減少することで血液の酸素運搬能力が低下し、組織や臓器が低酸素状態になり、4コマのような、倦怠感・動悸・息切れ・その他の症状が現れることを言います。...
救急の知識と技術

No.134 貧血の予防

救急の知識と技術

No.135 貧血の種類

貧血の種類は、4コマのように4つに分類できます。 1コマ目の鉄欠乏性で貧血は、身体の中の鉄分が不足して起こります。貧血の中で一番多く貧血患者の約7割が概要するそうです。 2コマ目の再生不良性貧血は、骨髄に何らかの問題が発...
救急の知識と技術

No.136 スポーツ性貧血

強度の強い運動をするとスポーツ性貧血を起すことは、なんとなく分かっていると思いますが、そんなに動いていないのに、めまいやふらつきを感じたり、息切れがひどいなどの経験をしたことはありませんか? もしかしたら、それもスポーツ性貧血...
救急の知識と技術

No.137 めまい・診察が必要な症状

救急の知識と技術

No.138 めまいの種類と応急処置

めまいの原因はたくさんあります。三半規管の異常、更年期障害、内耳炎や中耳炎などの耳の病気、高血圧や低血圧、脳梗塞や脳出血などの脳の病気、突発性の難聴など・・ 原因がどのようなものであれ、応急処置で共通することは、まずは「安静に...
救急の知識と技術

No.139 回転性めまいの種類

回転性めまいとは、自分がぐるぐる回るように感じるめまいです。 横方向に回転しているように感じることがほとんどですが、縦方向に回転しているように感じることもあります。回転するというよりも、片側に引っ張られるように感じる人もいるよ...
救急の知識と技術

No.140 浮遊性めまいの種類

浮遊性めまいとは、1コマ目のように、フワフワと浮いたように感じるめまいです。一定の間続き、その後完全に消えて行きますが、何ヶ月、何年の続く場合もあります。 2コマ目のように、高齢者に長く続く症状が現れやすいのです。3コマ目のよ...
救急の知識と技術

No.141 動揺性めまいの種類

動揺性めまいの特徴として、深刻な病気が原因であることが多いので、症状が出たらなるべく早く専門医の受診を受けましょう。 動揺性めまいは、自分の周りがふわふわとしているように感じるめまいです。吐き気・動悸・息苦しさなど様々な症状を...
救急の知識と技術

No.142 眼前暗黒感めまいの原因

人間の身体は酸素と糖をエネルギーにして動いています。特に脳 は、酸素と糖をたくさん使うので、エネルギーの消費が激しいのです。 脳に、血液が送られないとエネルギーが不足し、急にスイッチを切ったように失神してしまいます。失神が起こ...
救急の知識と技術

No.143 失神

失神とは、1・2コマ目のように、脳の血流が一時的に低下することで起こります。 通常は、数分で回復し意識障害などの後遺症を残すことありません。3コマ目のように、目の前が真っ暗になる感じや、めまい・悪心などが現れ、顔面蒼白となり意...
救急の知識と技術

No.144 動悸

動悸とは1コマ目のとおり、心臓の拍動を自分で感じられる状態を 言います。 運動時や貧血時に起こりますが、基本的には自覚症状であり「心臓がドキドキする」等と表現されています。ドキドキは心拍数が上昇しているわけではなく、徐脈の時で...
救急の知識と技術

No.145 けいれん

人間は通常の場合、自分の意思で筋肉を収縮させて、身体を動かしています。 けいれんとは、脳や運動神経系の異常により、自分の意思とは関係なく起こる、筋肉の収縮が続く状態です。 全身がけいれんする場合・身体の一部分がけいれんす...
救急の知識と技術

No.146 けいれんの応急処置

衣服を緩めて気道の確保をして、楽な姿勢を取らせましょう。嘔吐が有る場合や吐物に備えて、顔を横向きにしたり、横向きに寝かせましょう。 突然の痙攣発作で転倒して、けがをしているかもしれません。特に頭にケガがないか観察しましょう。 ...
救急の知識と技術

No.147 激しいけいれん

救急の知識と技術

No.148 けいれんの原因

1コマ目のけいれんは、多くの人が経験していると思います。運動 中だけでなく、寝ている時にも突然に足がつることなどがあります。 2コマ目のけいれんは、目の周りのの筋肉が疲労したり、コリやむくみで末梢神経が圧迫されることで起こりま...
救急の知識と技術

No.149 けいれんの予防

1コマ目は、過度な運動によるけいれんの予防です。運動前の準備 運動や日頃の栄養補給がをしましょう。 2コマ目は、パソコンなどによる目の酷使や、睡眠不足によるけいれんの予防です。目のコリやむくみを取ったり睡眠を取ったりしましょう...
救急の知識と技術

No.150 熱中症

熱中症は1コマ目のような、夏の暑い時期など気温の高い環境に適応できなくなり起こります。熱中症の種類は、日射病・熱けいれん・熱疲労・熱射病などが有ります。 熱中症は、日差しの強い屋外で起こるイメージが強いと思いますが、室内でも起...
救急の知識と技術

No.151 熱中症の応急処置

熱中症でめまいや失神を起す理由は、身体が熱を逃がそうとして、皮膚表面の血管が拡がるため、血液の流れが緩んで血圧が下がり、 脳に送られる血液が少なくなるからです。 血液を頭に送るためには、仰向けに寝かせ足側を15cmほど高くしま...
救急の知識と技術

No.152 熱中症の予防

気温が上がり始める初夏から、日常的に適度な運動と適切な食事と十分な睡眠を取りましょう。 適度な室内温度を保ち、衣服を工夫したり日除けをして直射日光を避けましょう。 屋外での運動や空調設備の整っていない環境での作業は、適度...
救急の知識と技術

No.153 尿の色で脱水症状をチェック

救急の知識と技術

No.154 ヒートショック

ヒートショックは、冬場の寒い時期に多く起こります。暖房を使用すると部屋の温度が、つけている部屋とつけていない部屋で10度を超える温度差を生じます。 暖かい部屋から寒い部屋へ移動すると、体温を調整するために筋肉をブルブルと震わせ...
救急の知識と技術

No.155 ヒートショック・入浴時の危険

ヒートショックを起さないためには、浴室や脱衣所を暖めて外との温度差をなくす・風呂の温度を38度~40度くらいにして、かけ湯をして入る・長湯をしない・浴槽から急に立ち上がらない・飲酒して入浴しない・食後1時間以内は入浴を避ける・入浴中...
救急の知識と技術

No.156 ヒートショックの予防

救急の知識と技術

No.157 ショック

ショックとは、ビックリした状態や急に衝撃を受けた状態等ではありません。 身体の組織環境が、細胞の代謝要求を満たさない程度まで低下することで、重要臓器の機能障害と細胞死が起こり、引き起こされる重度な生命の危機を伴う症状のことです...
救急の知識と技術

No.158 ショックの種類

救急の知識と技術

No.159 挫滅症候群の症状

鉄筋コンクリート造4階建てビルの解体作業中、破壊したコンクリート片が落下し作業員が下敷きになった。 幸いにも負傷者は右下肢の挟まれのみで、意識状態は正常であった。救出に時間を要すると判断したレスキュー隊長は、ドクターカーを要請...
救急の知識と技術

No.160 挫滅症候群の発生

倒壊した家屋の下敷きになるなどして、筋肉量の多い足などの部位が、長時間(4~6時間)にわたり重量物で圧迫され続けると血流が止ります。 筋肉の細胞は、細胞膜が破壊されカリウム・ミオグロビン・クレアチンキナーゼといった内容物が流出...
トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました