2017年7月5日、九州北部豪雨災害が発生しました。死者37名、行方不明2名、家屋被害2521件が発生した、これまでに例の無い甚大な家屋被害が発生しました。
当時53歳の警防小隊長は、緊急支援隊として筑後川上流区域に入り、生存者の捜索活動を行いました。川の上流から流されてきた真砂土や倒木により、屋根まで埋まった家屋を1日がかりで人海 戦術で掘り起こしましたが行方不明者は見つかりませんでした。
活動が終わって、炎天下の中、熱中症で気分不良になった隊員を横目に、若い頃の自分を思い出し、頑張りすぎはダメだぞと自分に言い聞かせました。