No.181 酸素欠事故の防止

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下水道管敷設工事中に人が倒れた、と言う通報で救助出動。配管は、直径120cm、内部は配線やゴムホースなどの活動障害有り。入口から約140mの地点に3人の要救助者有り。

ガス検知の結果、硫化水素の発生を検知、爆発範囲内であることを確認。小さな火花でも即爆発する危険な環境。救助隊は、空気呼吸器を着装し、両手両足をつきながら配管内へ進入。

8時間後に全員を救出(全員死亡)した。原因は、下水道管内で作業のため発電機のエンジンを作動させたため、排気ガスにより酸素欠乏状態になったもの。

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