凍傷とは、体温が低下しすぎたことによって、起こる皮膚や皮下組織の低温障害のことです。
凍傷になると水ぶくれやただれ・皮膚のえぐれなどが起こります。悪化すると意識障害を起し意識を失ったり、呼吸困難を起し呼吸ができなくなることもあります。
凍傷のほかに低温障害は、凍瘡と全身低体温症があります。凍瘡とは、皮膚の血行が悪くなり、赤く腫れたりする、いわゆる「しもやけ」のことです。
全身低体温症とは、体温が35度以下になった状態のことです。凍傷は、数日経過した後に症状が進行することがあるので、気を緩めてはいけません。