No.363　ガス爆発

爆発とは、急速な化学反応によって発生する、熱と爆鳴を伴う現象で、周囲の状況によっては、建物や地物等の破壊作用を伴います。

爆発が起こるには、火災の成立条件と一緒で、可燃物・酸素・火源の3要素が必要ですが、可燃物となるガスと酸素が、ちょうど良い状態で混ざり合い、爆発範囲にならないと、火源があっても爆発しません。

しかし、一旦爆発すると火災と違い、一瞬にして甚大な被害をもたらすことになります。また、爆発しなくても対流したガスで、酸欠や中毒になる危険性があるので注意が必要です。