No.151 熱中症の応急処置

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熱中症でめまいや失神を起す理由は、身体が熱を逃がそうとして、皮膚表面の血管が拡がるため、血液の流れが緩んで血圧が下がり、 脳に送られる血液が少なくなるからです。

血液を頭に送るためには、仰向けに寝かせ足側を15cmほど高くしましょう。2コマ目の楽な体位と言うことです。

身体を冷やすときは、太い血管が通っている首・腋の下・股間に濡れタオルや保冷剤を当てると効果的です。

自力で水を飲めるかで重症度の判断ができます。自力で水を飲めないときは、無理に飲ませないで救急車を呼びましょう。

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