No.169 熱傷の洗浄ポイント

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熱傷の洗浄の目的は、熱傷部位を冷やし熱による損傷の進行を止める・熱傷部位に付着した汚れを洗い流し、清潔にすることで感染を防止する・化学熱傷などでは、化学薬品などを洗い流し、熱傷の重症化を防止するなどです。

また、洗浄のときは、熱傷部位をこすると傷口を広げたり水疱を破いたりして、損傷を拡大させてしまいます。

洗浄は冷却が最優先ですので、最低5~30分間を目安に、熱傷の状態を判断して継続してください。洗浄なくして、滅菌消毒は完全に行えないと言うことを忘れないでください。

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