No.602 過去の災害を知ろう 東日本大震災

2011年(平成23年)3月11日14時46分、宮城県三陸沖を震源とする震度7強・マグニチュード9.0という日本観測史上最大の地震が発生しました。広範囲に揺れが観測され、各地で津波が発生しました。

死者・行方不明の合計は2万5949人で、死因については津波による溺死が90%を占めました。発生した津波の高さは最大で16.7 mの高さまで達しました。建物については全壊が9都県で約13万棟、半壊が12都道府県で約27万棟となる甚大な被害が生じました。

この地震による最大の特徴は、原子力発電所の事故による放射性物質の漏洩による汚染と地震後何年にも及ぶ風評被害が経済に悪影響を及ぼしたことです。

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