血圧は、一定ではありません。運動をすれば上昇しますし、普通に生活をしていても変動します。
血圧を24時間測定すると、朝起きた時から徐々に上昇し、活動が盛んになる日中に高くなります。そして、夜になるにつれて降下して行き、睡眠中はさらに降下します。
血圧の変動は、自律神経に左右されています。自律神経には、アクセル役の「交感神経」とブレーキ役の「副交感神経」の2つがあり、一方の活動が活発な時は、もう一方の活動が低下する特徴があります。血圧は、交感神経が活発化する日中に上昇し、副交感神経が活発化する夜に降下するのです。