2016年(平成28年)4月14日21時26分、熊本県を震源とした震度7・マグニチュード6.5の活断層のずれによる地震が発生し、九州を中心に広い範囲に被害を及ぼしました。
人的被害としては死者161人 ・負傷者2692人、建物被害としては全壊8369棟・半壊32478棟 ・一部破損142907棟に及びました。
この地震の特徴としては、震度5以上の大きな揺れが何度も起きたことです。しかも、本震と思われていた揺れ以上の余震が発生しました。これにより最初の揺れを前震、後の揺れを本震と位置付けました。
余震という言葉は、最初の揺れより規模の大きな揺れは来ない、という印象を与えかねないという理由から、基本的に余震という言葉は使われなくなりました。