救急の知識と技術

身近なサバイバル4コマ漫画

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Episode2:救急業務を理解しよう1

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Episode2:救急業務を理解しよう2

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Episode2:救急業務を理解しよう3

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Episode2:救急業務を理解しよう4

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No.51 傷病者の体位管理

体位管理の基本は、傷病者本人に一番楽な姿勢を取ってもらうことです。 体位管理の目的は、苦痛を和らげる、気道を開通させ呼吸を維持する、嘔吐に備え誤嚥を予防する、血液循環をコントロールして呼吸と循環機能を改善する、出血量を少なくす...
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No.52 体位管理・仰向け

仰向けは、体位管理の基本的な形で救急隊が傷病者をストレッチャーで搬送するときや、救急車内で寝かせるときも、この体位を基本に活動します。 仰向けのメリットは、重心が低く安定しているので、全身の筋肉の緊張が少なく最もエネルギー効率...
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No.53 体位管理・座位

座位とは、座った状態のことです。上半身を起した形になるので、重力による胸への圧迫が少なくなり、呼吸がしやすくなります。 また、心臓の位置も高くなるため、心臓へ戻る血液量が少なくなり、心臓への負担が軽減されます。 座位は、...
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No.54 体位管理・半座位

半座位とは、座った状態で上半身を起した態勢です。 背もたれの角度を調節のできるいすや背中や頭の後ろに、枕やクッションを当てるなどして、楽な体勢を保つようにしましょう。 腹部外傷や急性腹症などで腹痛を訴えている傷病者で出血...
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No.55 体位管理・足側高位

足側高位とは、仰向けに寝た状態で足側を高くした体位で、ショック体位とも呼ばれ、ショック状態の傷病者に適しています。 両足を上げることで頭部への血液量を増やし脳への酸素供給を優先させます。 足を高くするには、膝から下の部分...
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No.56 体位管理・膝屈曲位

膝屈曲位とは、仰向けに寝た状態で膝を立てた体位です。腹部の痛みや緊張を和らげ、腹部に外傷を受けたときや、腹痛を訴える傷病者に適しています。 「ベッドに仰向けに寝て両膝を立ててください」と言われた経験はありませんか? これ...
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No.57 体位管理・側臥位

側臥位とは、仰向けに寝た状態から左右どちらかを下にして、横向きになった体位です。 不安定な体位なので、背中などに枕やクッションを当て、支持することで安定させるとよいでしょう。 支持する物が無いときは、下側の腕や上側の足を...
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No.58 体位管理・腹臥位

腹臥位とは、横ばいの状態で顔を横向きにした体位です。嘔吐していたり、嘔吐の可能性があるとき、背中などに外傷がある傷病者に適した体位です。 床面との接地面が広く安定するため、緊張感が少なく、舌根沈下による気道閉塞も防ぐことができ...
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No.59 体位管理・回復体位

回復体位とは、気道の開通を維持して、気道閉塞と嘔吐などによる誤嚥を、回避するために考えられた体位です。 ポイントは、頭をやや後ろに反らせて、できるだけ気道を広げた状態を保つ ことです。 また、無意識に寝返りしたり、仰向け...
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No.60 気道異物・原因と対策

2コマ目のとおり、気道異物で一番多く危険なものは、ピーナッツです。ピーナッツが気道に入ると、激しく咳き込んだりします。 これで出ればよいのですが出てこなければ、しばらくすると片方の気管支に入り込み、症状が落ち着くことがあります...
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No.61 気道異物の除去

気道異物で怖いのは窒息になることです。窒息への対応はまず、気づくことです。 窒息している人は手でのどをつかむ仕草をします。これを「窒息のサイン」と言います。そして、素早く異物の除去を行うことです。背部突き上げ法と背部叩打法の2...
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No.62 誤飲と誤嚥

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No.63 脳しんとう

脳は、頭蓋骨で守られ、その内側に硬膜・くも膜・軟膜と3つの膜に覆われています。 くも膜と軟膜の間に、くも膜下腔という隙間があります。その隙間に脳髄液と言う無色透明の液体が満たされ、その中に脳は水の中に浸かったような状態で、保護...
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No.64 脳しんとうの応急処置

まず周囲の状況を確認して、なぜ脳しんとうを起したのかを確かめましょう。 脳しんとうの原因は、頭を打つなどして脳が揺さぶられて起こります。頭を打ったということは、首への衝撃も受けたということです。 頭を打てば、頸椎損傷の可...
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No.65 セカンドインパクト

セカンドインパクトの恐ろしいところは、1回目の脳しんとうより2回目の脳しんとうの方が、重篤な症状になることが多いということです。 例えば、1回目の脳しんとうが軽く、症状が出なくても、脳へのダメージは残っています。 そのダ...
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No.66 頭痛の種類

片痛頭は、頭の両側がズキンズキンと拍動するような痛みを感じる・我慢できないレベルで身体を動かすと悪化して吐き気を伴う。 群発性頭痛は、20~40歳くらいの男性に多く、飲酒によって起こりやすい・喫煙や不規則な睡眠でも起こる。 ...
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No.67 頭痛の対策

頭痛の防止には、環境との関係をチェック!どのようなときに頭痛が起こったのかを記録しておくことで、原因となる環境を避けるようにする。 頭痛と食べ物の関係をチェック!何を食べたときに頭痛が起こったのかを記録しておくことで、原因とな...
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No.68 危険な頭痛

頭痛の9割が緊急性の低いもので、緊急な治療を必要としないものですが、残りの1割に見逃すことができない、危険な頭痛が含まれています。 1コマ目のくも膜下出血は代表的なもので、脳の血管にできた脳動脈瘤と言う袋が破れ、くも膜下腔に大...
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No.69 胸痛

激し痛みが起こったらただちに病院へ行きましょう。 痛みがいつ起こったか・どの部分が痛いか・どのような痛みか・どのくらい痛みが続いているのかをチェックして、救急隊や医師に情報提供できるようにしましょう。 最も重要なことは、...
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No.70 腹痛

腹痛は、食べ過ぎ・冷えすぎ・緊張・便秘・急性胃腸炎・虫垂炎・食中毒・十二指腸潰瘍など様々な原因で起こります。 そのときの痛みは、何らかの異常を知らせるシグナルです。異常を感じたら「いつから」「どこが」「どんなふうに痛いのか」な...
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No.71 腹痛の応急処置

道ばたで知らない人が、お腹を押さえて苦しんでいます。 これが女性であれば、もしかしたら妊娠の可能性もあるかもしれません。女性は、見ず知らずのあなたに、自分が妊娠していることを言うことができなくて、そのまま病病院へ運ばれ、レント...
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No.72 食中毒

食中毒とは、食べ物を食べることで中毒症状を起すことです。腐った物を食べて細菌に感染するなどして、それに伴って生じる症状のことです。「食あたり」とも言います。 予防するには3つの原則で、菌を「つけない」ために調理器具や調理方法を...
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No.73 痛み

痛みは、大きく分けると、1皮膚や内臓などのけがによる痛み・2神経が損傷して起こる痛み・3心の痛みなど、はっきりと原因が分からないもので、脳自体で痛みを感じるものの3種類があります。 私達は、痛みを感じることで身体の異常に気づき...
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No.74 痛みの原因

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No.75 傷の種類1

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No.76 傷の種類2

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No.77 傷の応急処置

傷の応急処置で大切なことは、「清潔」です。 傷口が汚れていると雑菌が入り感染症を起す原因になります。 また、清潔にすることで、傷の治りも早くなります。 汚れの無い軽い傷であれば消毒だけで済ますことができますが、土や砂など...
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No.78 創と傷

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No.79 傷の感染

傷が感染しているかを知る方法として、痛みの悪化・腫れ・赤み・傷回りの体温をチェックします。 分かりやすいものとして、膿や濁った体液が傷口から出ていれば、感染を明らかに示すサインです。 膿は、傷口が化膿したときに出てくる、...
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No.80 頭部外傷

頭部外傷とは、交通事故・転落・転倒・暴力などにより、頭に外からの力が加わることで、頭皮・頭蓋骨・脳への損傷を起すけがです。 1コマ目の皮膚の擦り傷や切り傷は、頭皮が裂けてしまうと頭の血流量が多いために、出血量が多くなることが...
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No.81 胸部外傷

胸部には、胸の少し左よりの心臓を中心とした範囲に危険域と呼ばれる部位があります。 ここには、心臓・肺・大きな血管などの生命維持に関わる重要臓器が入っているので、損傷すると命に関わるような、非常に危険な状態に陥ることになります。...
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No.82 腹部外傷

1コマ目の鋭的外傷では、刃物が刺さり臓器が傷つけられることが想像できます。鈍的外傷では、バットで殴られ肋骨が折れて内臓が破裂するのが想像できます。 いずれにしても残念なことに、私達にできる応急処置は、ほとんど有りません。 ...
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No.83 骨盤・四肢外傷

骨盤骨折は、外観の観察だけでは分かりにくいと思います。 確認するには骨盤を手で押さえて、動揺が有るかを1回だけ確かめる方法がありますが、知識の乏しい私達が行うと、かえって損傷を悪化させることになります。 また、骨折が分か...
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No.84 多発外傷

多発外傷は外傷医学では、事故発生から病院での治療開始までを1時間以内としています。時間の経過とともに、救命のチャンスが少なくなって行くからです。 多発外傷は、複数の大けがを負っているため、私達にはどのけがを優先すべきかの判断は...
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No.85 止血方法

人間の血液量は、体重の約8%です。体重が60kgの人なら約5ℓの血液が身体の中に流れています。 このうち20%を失うと出血性ショックに陥ります。30%以上で命の危険にさらされます。 出血の危険度は、出血の量と速さで決まる...
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No.86 直接圧迫止血

直接圧迫止血は、止血の際に最初に行う基本的な手技による方法です。圧迫を開始したら止血が完全に完了するまで継続しましょう。 止血までの時間的な目安は、静脈性出血で5~15分くらい です。 止血の途中で傷の様子を見ようとか、...
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No.87 間接圧迫止血

間接圧迫止血は、出血部位を直接圧迫するのではなく、出血部位に近い心臓側の動脈を指で押さえて、圧迫することで、末梢の血流を遮断して止血する方法です。 水道ホースを足で踏みつけて、水を止めるイメージです。 適用範囲は、腕や足...
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No.88 緊迫止血

緊迫止血は、直接圧迫止血や間接圧迫止血で止血ができない場合で、生命の危険がある場合に行います。 安易に緊迫止血を最初から行うのではなく、第3の番目の手段として認識し ておいてください。 過度な締め付けや針金など細く固いも...
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No.89 止血帯

4コマの例は三角巾を使用した止血帯の代用例です。 止血帯とは、腕や足の出血を止血するためのバンド上の器具で、単純に止血を目的にした場合は優れた器具ですが、命の危険を脅かす大量出血で、緊急に止血しないといけない場合以外は推奨され...
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No.90 動脈と静脈

動脈とは、心臓から圧力のかかった血液を全身に送るため、ゴムホース のような弾力と強度があります。 心臓の拍動に応じて動脈が脈を打ちます。これが脈拍です。静脈は、全身に送り出された圧力の低い血液を、心臓に送り返す薄く弾力の無い血...
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No.91 外出血

外出血とは、血液が目に見える出血のことです。 例えば、擦り傷や切り傷などから血液が身体の外へ流れ出ることです。 また、鼻血や口の中の出血なども外出血の範囲です。そのほとんどが、直接圧迫止血や間接圧迫止血で応急処置が可能で...
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No.92 内出血

内出血とは、血液が見えない出血のことです。 例えば、打撲で血管から流れ出た血液が皮膚の下に溜り、青や紫色のあざができる皮下出血、関節内・筋肉内・頭蓋内出血などを言います。 出血している傷口は体内にあるので止血法は適用でき...
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No.93 身体内部からの出血

1コマ目の喀血は、気管や肺からの出血で、せきと一緒に泡の混じった真っ赤な鮮血が吐き出されます。 2コマ目の吐血は、胃・十二指腸・食道からの出血で、吐き気や嘔吐を伴い、胃酸により黒ずんだ血液が吐き出されます。食道からの出血は、真...
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No.94 出血量

流れ出た出血量を直接計ることはできません。しかし、ある程度の出血量は推測できます。 目測により地面に流れ出た血液の直径が50cmの拡がりで200㎖、直径が1mで500㎖が目安です。 タオルで出血を吸い込み、タオルから血液...
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No.95 血圧

血圧とは、心臓が収縮して血液を動脈へ送り出します。 そのときに動脈にかかる圧力のことです。このときに、心臓が収縮したときの血圧を収縮期血圧と言います。一般的には最高血圧と言われています。 また、心臓が拡張したときの血圧を...
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No.96 出血性ショック

出血性ショックとは、交通事故などによる外傷や大動脈の破裂などが原因で、大量の血液が身体から失われ全身の血液量減り、血液循環量の低下が起こることです。 その結果、重要臓器や細胞に必要な酸素が十分に行き渡らなくなり、意識や呼吸状態...
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No.97 鼻血の止血

2コマ目の、キーゼルバッハ部位とは、鼻の内側で鼻粘膜という粘膜で覆われた、鼻の入口から1cmくらい入った、特に細い血管(静脈)が表面に多く集中している部分です。 血管の表面は、ほとんど保護されていないため、わずかな傷でも簡単に...
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No.98 鼻血の原因

危険な鼻血の3パターン。 何もしていないのに鼻血が出るのは、何らかの病気の可能性があります。 鼻血が30分以上たっても止らないなら、血液の止血作用に何らかの問題を抱えている可能性があります。鼻血が大量に出るのなら、鼻の奥...
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No.99 捻挫

捻挫とは、1コマ目のように、関節が不自然な形や方向に捻られ、許容範囲を超えたときに起こる損傷です。 2・3・4コマ目のように、靱帯・鍵・軟骨などが損傷しますが骨折には至りません。症状として腫れや痛み・熱感を伴います。よく使われ...
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No.100 捻挫の応急処置

捻挫の応急処置の方法としてRICEが一般的ですが、1つ1つの処置を個別に行うのではなく、基本的には全ての処置を同時に行います。 Rで患部を安静にすることで症状の悪化を防止します。Iで患部を冷やすことで血流を抑え、うっ血を抑制します。C...
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No.101 医師の診断が必要な捻挫

医師の診断が必要な捻挫には、靱帯断裂・頸椎損傷・腰椎損傷などがあります。どれも重症化すれば医師による医療的処置が必要になります。 靱帯損傷は、断裂した瞬間に激痛が走り、患部が大きく腫れ上がり、広範囲に内出血が見られ、触るとグラ...
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No.102 骨折の応急処置

まずは、骨折をしているかを判断しなくてはいけません。 激しい痛み・皮下出血が見られ腫れていたり、変形していれば骨折と判断してよいでしょう。判断がつかない場合は、骨折と判断して対処しましょう。 ポイントは、動かさないことで...
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No.103 骨折の固定

骨折の治療の基本は、折れた骨を元の位置に戻して固定することです。適正に固定し固定を邪魔するような外力を加えなければ、ほとんどの場合後遺症を残さず治癒します・・・ これは、医師が病院で行う治療での話しで、私達が救急現場でできるこ...
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No.104 骨折の種類

骨折の種類をあげれば、骨折の部位・見た目・形状・骨の折れ方・ひびの入り方・原因が事故なのか病気なのかなど、判断項目が非常に多くな ります。 私達は、医師ではないのでそこまで詳しく種類を知る必要は無いと思います。 それより...
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No.105 骨折の症状

骨折の症状には、痛み〜1コマ目のように、骨折部位に激痛が走る。負傷部位を軽く押さえると強い痛みを感じる。 変形~2コマ目のように、正常な形ではなく明らかに変形が見られる。骨がポッキリと折れていたり、粉砕していたら分かりやすいで...
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No.106 骨折による損傷

骨折による損傷では、4コマのように、骨・血管・神経・靱帯・腱・筋肉・皮膚など様々な部位に重篤な損傷を受ける可能性があります。 症状も痛みや腫れなど一般的なものから、重症化すると出血性ショック のような、命に関わる状態に陥ること...
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No.107 骨折の予防

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No.108 ギックリ腰

ギックリ腰は、いつ誰に起こるか分かりません。 朝起きるとき、顔を洗うときに前屈みになったとき、床に落ちているものを拾ったり持ち上げたり、腰をひねる動作をしたり、何気ない日常の動作でも意識しておく必要があります。 腰を支え...
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No.109 ギックリ腰の症状

ギックリ腰の痛みの程度や症状の出方は、4コマのように、人によって様々です。 共通して言えることは、動作に伴って痛みが出ると言うことです。言いかえれば、じっとして安静にしていれば痛みは出ないと言うことです。 ギックリ腰での...
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No.110 ギックリ腰になりやすい行動

1コマ目のように、顔を洗っていて前屈みになったとき、重い物を持ち上げようとしたときなど、ギックリ腰になる瞬間がはっきりしていることもありますが、朝、目が覚めたら腰が痛くて起き上がることができないなど・・・おかしいなぁ昨日、荷物をたく...
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No.111 ギックリ腰の原因

ギックリ腰は年齢に関係なく、若い人でも多く発症しています。腰に負担をかけるような生活を送っていない人でも発症します。 原因としては4マのような、筋肉や骨周辺の軟骨や椎間板のトラブルが考 えられます。 レントゲンなどで検査...
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No.112 ギックリ腰の対応

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No.113 ギックリ腰の予防

ギックリ腰の根本的問題点は、身体の柔軟性の低下です。 腰・お尻・背中などの筋肉が固いと物を持ち上げたときに、腰への負担が増します。身体の柔軟性を養うためストレッチを行いましょう。風呂上がりに行うと効果が上がります。 腰周...
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No.114 背椎損傷

背椎損傷とは、1コマ目のとおり、交通事故やスポーツなどで、背椎に過大な外力が加わって、骨折や脱臼等の損傷を受ける外傷のことです。 背椎とは、一般的に言われる背骨のことで、首からお尻までの部分の骨を言い、内部に脳と神経繊維を繋ぐ...
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No.115 背椎損傷の原因

背椎損傷の原因は、4コマのように、強い外力を受けることで起こることが一般的です。しかし、強い外力を受けなくても、ちょっとした弾みで起こることもあります。 田んぼの柔らかい泥の上に後ろ向きに転び尻餅をついただけで起こった事例もあ...
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No.116 麻痺の確認

麻痺の確認と言っても、どこが麻痺しているのか、場所だけを確認しただけでは、先に進めません。 麻痺の状態から何が原因なのか、どうしたらいいのか、緊急性はあるのかなどを判断して適切な応急処置へと繋げることが大切です。 麻痺と...
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No.117 高エネルギー外傷

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No.118 ロードアンドゴー

ロードアンドゴーとは、高エネルギー外傷や重症度が高い外傷で、救命の可能性がある傷病者に対して、救急現場で観察と救命処置を行って救急車に5分以内に収容し、病院へ迅速に搬送することで医師による早期医療を行い、救命のチャンスを拡大すること...
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No.119 三角巾の役目

三角巾とは包帯の一種で、骨折などの固定・火傷などの被覆・けがの止 血など、様々な救急処置に使用することが、三角状の布です。 また、調理や掃除などの時に衛生を保つため頭髪を覆ったり、バンダナの代わりに汗止めに使用されています。
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No.120 三角巾のたたみ方

三角巾は、折りたたむことで帯状になり、包帯の代用をすることができます。この、折りたたんだ三角巾を「たたみ三角巾」と言います。 折りたたむときのポイントは、4コマのように地面などに置くことなく、折りたたむことで、雑菌などからの汚...
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No.121 三角巾の結び方

三角巾を結ぶときに使われる結びは、一般的には「本結び」と言う結び方をします。 本結びの特徴として、一度結ぶと解けにくいつなぎ方です。本結びは、いろいろな名前で呼ばれています。「かた結び」「真結び」「細結び」「まる結び」「しめ結...
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No.122 三角巾・腕の吊り方

腕の吊り方は1コマ目のように、三角巾の頂点が肘の位置に来るように当てます。 2コマ目のように、三角巾で腕を包み込むように折り返し、3コマ目のように、首の後ろで両端を結びます。2コマ目のよに、頂点を結び肘を安定させます。肘の下や...
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No.123 三角巾・額の圧迫

三角巾で圧迫することで、額からの出血や腫れを、防止することができます。 三角巾で圧迫する前に、負傷部位を滅菌ガーゼ等で覆います。出血が止っていない場合は、止血を優先しましょう。三角巾を8つ折りにして「たたみ三角巾」をつくります...
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No.124 三角巾・頭の被覆

三角巾で被覆することで、外からの刺激から頭の負傷部位を守ることができます。 三角巾で被覆する前に、負傷部位を滅菌ガーゼなどで覆いましょう。出血が止っていない場合は、止血を優先しましょう。 2コマ目のように、底辺を3~4c...
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No.125 三角巾・顔面の被覆

顔面の被覆は、熱傷などの場合に行います。 三角巾で被覆することで、外からの刺激から顔面の負傷部位を守ることができます。三角巾で被覆する前に、負傷部位が汚れていたら清潔にしましょう。負傷部位が破れていたりしたら、滅菌ガーゼなどを...
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No.126 三角巾・頭部の圧迫

三角巾で被覆することで、頭部からの出血や腫れを防止することができます。 三角巾で圧迫する前に、負傷部位を滅菌ガーゼなどで覆います。出血が止っていない場合は、止血を優先しましょう。 1~3コマ目のように、8つ折りの「たたみ...
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No.127 三角巾・四肢の圧迫

三角巾で圧迫することで、四肢からの出血や腫れを防止することができます。 三角巾で圧迫する前に、負傷部位を滅菌ガーゼなどで覆います。出血が止っていない場合は、止血を優先しましょう。 8つ折りの「たたみ三角巾」の約3分の1く...
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No.128 三角巾・手の被覆

三角巾で被覆することで、外からの刺激から手の負傷部位を守ることが できます。 三角巾で被覆する前に負傷部位が汚れていたら清潔にしましょう。滅菌ガーゼなどを当て保護しましょう。 1コマ目のように、三角巾 を半分に折り「半巾...
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No.129 三角巾・膝の被覆

三角巾で被覆することで、外からの刺激から膝の負傷部位を保護するこ とができます。 三角巾で被覆する前に、負傷部位が汚れていたら清潔にしましょう。滅菌ガーゼなどを当て保護しましょう。 2コマ目のように、4つ折りの「たたみ三...
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No.130 三角巾の代用品

三角巾は包帯の一種です、代用品を考える前にどのような包帯があるのかを知っておくことで、いざと言うときに役に立つと思います。
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No.131 立ちくらみ

立ちくらみは、疲れている時や生活のリズムが乱れていて自律神経のバランスが崩れている時に起こりやすくなります。 急に立ち上がったり、起き上がったりすると血圧が急速に低下し、数秒~数分の間、気が遠くなる・ふらつく・めまいがする・混...
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No.132 立ちくらみの原因

立ちくらみの原因には、4コマのように様々なものがあります。 中でも4コマ目のように、病気が原因となるものは、特に注意が必要です。「糖尿病」「パーキンソン病」「一過性脳虚血発作」「起立性調節障害」などもあります。 このよう...
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No.133 貧血の症状

貧血とは、血液が薄くなった状態のことです。 医学的には血液中のヘモグロビン濃度が減少することで血液の酸素運搬能力が低下し、組織や臓器が低酸素状態になり、4コマのような、倦怠感・動悸・息切れ・その他の症状が現れることを言います。...
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No.134 貧血の予防

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No.135 貧血の種類

貧血の種類は、4コマのように4つに分類できます。 1コマ目の鉄欠乏性で貧血は、身体の中の鉄分が不足して起こります。貧血の中で一番多く貧血患者の約7割が概要するそうです。 2コマ目の再生不良性貧血は、骨髄に何らかの問題が発...
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No.136 スポーツ性貧血

強度の強い運動をするとスポーツ性貧血を起すことは、なんとなく分かっていると思いますが、そんなに動いていないのに、めまいやふらつきを感じたり、息切れがひどいなどの経験をしたことはありませんか? もしかしたら、それもスポーツ性貧血...
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No.137 めまい・診察が必要な症状

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No.138 めまいの種類と応急処置

めまいの原因はたくさんあります。三半規管の異常、更年期障害、内耳炎や中耳炎などの耳の病気、高血圧や低血圧、脳梗塞や脳出血などの脳の病気、突発性の難聴など・・ 原因がどのようなものであれ、応急処置で共通することは、まずは「安静に...
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No.139 回転性めまいの種類

回転性めまいとは、自分がぐるぐる回るように感じるめまいです。 横方向に回転しているように感じることがほとんどですが、縦方向に回転しているように感じることもあります。回転するというよりも、片側に引っ張られるように感じる人もいるよ...
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No.140 浮遊性めまいの種類

浮遊性めまいとは、1コマ目のように、フワフワと浮いたように感じるめまいです。一定の間続き、その後完全に消えて行きますが、何ヶ月、何年の続く場合もあります。 2コマ目のように、高齢者に長く続く症状が現れやすいのです。3コマ目のよ...
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No.141 動揺性めまいの種類

動揺性めまいの特徴として、深刻な病気が原因であることが多いので、症状が出たらなるべく早く専門医の受診を受けましょう。 動揺性めまいは、自分の周りがふわふわとしているように感じるめまいです。吐き気・動悸・息苦しさなど様々な症状を...
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No.142 眼前暗黒感めまいの原因

人間の身体は酸素と糖をエネルギーにして動いています。特に脳 は、酸素と糖をたくさん使うので、エネルギーの消費が激しいのです。 脳に、血液が送られないとエネルギーが不足し、急にスイッチを切ったように失神してしまいます。失神が起こ...
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No.143 失神

失神とは、1・2コマ目のように、脳の血流が一時的に低下することで起こります。 通常は、数分で回復し意識障害などの後遺症を残すことありません。3コマ目のように、目の前が真っ暗になる感じや、めまい・悪心などが現れ、顔面蒼白となり意...
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No.144 動悸

動悸とは1コマ目のとおり、心臓の拍動を自分で感じられる状態を 言います。 運動時や貧血時に起こりますが、基本的には自覚症状であり「心臓がドキドキする」等と表現されています。ドキドキは心拍数が上昇しているわけではなく、徐脈の時で...
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No.145 けいれん

人間は通常の場合、自分の意思で筋肉を収縮させて、身体を動かしています。 けいれんとは、脳や運動神経系の異常により、自分の意思とは関係なく起こる、筋肉の収縮が続く状態です。 全身がけいれんする場合・身体の一部分がけいれんす...
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No.146 けいれんの応急処置

衣服を緩めて気道の確保をして、楽な姿勢を取らせましょう。嘔吐が有る場合や吐物に備えて、顔を横向きにしたり、横向きに寝かせましょう。 突然の痙攣発作で転倒して、けがをしているかもしれません。特に頭にケガがないか観察しましょう。 ...
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No.147 激しいけいれん

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No.148 けいれんの原因

1コマ目のけいれんは、多くの人が経験していると思います。運動 中だけでなく、寝ている時にも突然に足がつることなどがあります。 2コマ目のけいれんは、目の周りのの筋肉が疲労したり、コリやむくみで末梢神経が圧迫されることで起こりま...
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No.149 けいれんの予防

1コマ目は、過度な運動によるけいれんの予防です。運動前の準備 運動や日頃の栄養補給がをしましょう。 2コマ目は、パソコンなどによる目の酷使や、睡眠不足によるけいれんの予防です。目のコリやむくみを取ったり睡眠を取ったりしましょう...
救急の知識と技術

No.150 熱中症

熱中症は1コマ目のような、夏の暑い時期など気温の高い環境に適応できなくなり起こります。熱中症の種類は、日射病・熱けいれん・熱疲労・熱射病などが有ります。 熱中症は、日差しの強い屋外で起こるイメージが強いと思いますが、室内でも起...
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No.151 熱中症の応急処置

熱中症でめまいや失神を起す理由は、身体が熱を逃がそうとして、皮膚表面の血管が拡がるため、血液の流れが緩んで血圧が下がり、 脳に送られる血液が少なくなるからです。 血液を頭に送るためには、仰向けに寝かせ足側を15cmほど高くしま...
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No.152 熱中症の予防

気温が上がり始める初夏から、日常的に適度な運動と適切な食事と十分な睡眠を取りましょう。 適度な室内温度を保ち、衣服を工夫したり日除けをして直射日光を避けましょう。 屋外での運動や空調設備の整っていない環境での作業は、適度...
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No.153 尿の色で脱水症状をチェック

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No.154 ヒートショック

ヒートショックは、冬場の寒い時期に多く起こります。暖房を使用すると部屋の温度が、つけている部屋とつけていない部屋で10度を超える温度差を生じます。 暖かい部屋から寒い部屋へ移動すると、体温を調整するために筋肉をブルブルと震わせ...
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No.155 ヒートショック・入浴時の危険

ヒートショックを起さないためには、浴室や脱衣所を暖めて外との温度差をなくす・風呂の温度を38度~40度くらいにして、かけ湯をして入る・長湯をしない・浴槽から急に立ち上がらない・飲酒して入浴しない・食後1時間以内は入浴を避ける・入浴中...
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No.156 ヒートショックの予防

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No.157 ショック

ショックとは、ビックリした状態や急に衝撃を受けた状態等ではありません。 身体の組織環境が、細胞の代謝要求を満たさない程度まで低下することで、重要臓器の機能障害と細胞死が起こり、引き起こされる重度な生命の危機を伴う症状のことです...
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No.158 ショックの種類

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No.159 挫滅症候群の症状

鉄筋コンクリート造4階建てビルの解体作業中、破壊したコンクリート片が落下し作業員が下敷きになった。 幸いにも負傷者は右下肢の挟まれのみで、意識状態は正常であった。救出に時間を要すると判断したレスキュー隊長は、ドクターカーを要請...
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No.160 挫滅症候群の発生

倒壊した家屋の下敷きになるなどして、筋肉量の多い足などの部位が、長時間(4~6時間)にわたり重量物で圧迫され続けると血流が止ります。 筋肉の細胞は、細胞膜が破壊されカリウム・ミオグロビン・クレアチンキナーゼといった内容物が流出...
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No.161 エコノミークラス症候群

エコノミークラス症候群は、飛行機のエコノミークラスで発生することで知られています。 長時間にわたり狭いところに座ったままでいると、足を動かすことができないため、足の血流が悪くなり、足の静脈の中に血栓(血の塊)ができることがあり...
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No.162 火傷の応急処置

火傷の洗浄は、火傷をした分を洗い流し清潔にすることと同時に、冷やすことで、火傷の進行を止める役目を果たします。 ですから、火傷をした部分がきれいになったといって、洗い流すのを止めると火傷の進行を止めることはできません。 ...
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No.163 火傷の重症度

火傷の重症度は、火傷の深さと範囲によって決まります。熱によって障害を受けた部分が深いほど、範囲が広いほど重症化します。 4コマのような火傷の深さを表す分類方法を、熱傷深度と言います。皮膚は、外側から、表皮・真皮・皮下組織に分か...
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No.164 熱傷・9の法則

熱傷の重症度を判定するためには、熱傷の深さが大切ですが、熱傷の面積も重要な判定材料になります。 1コマ目のように、大人の熱傷の面積を迅速に判定するために、9の法則が用いられ、Ⅱ度熱傷とⅢ度熱傷の面積の合計で計算します。 ...
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No.165 低温火傷

低温火傷の多くなる季節は、冬の寒い時期です。低温火傷の原因になる暖房器具を使用することが多くなるからです。 低温火傷の恐ろしいところは、比較的低い温度(40~50度程度) のため気がつきにくく、時間をかけて進行し、細胞が壊死し...
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No.166 気道熱傷

鼻から喉を通って肺までの空気の通り道を、「気道」と言います。 気道熱傷とは、火災などで高温になった空気を吸い込むことで起こる、熱による気道粘膜の損傷です。 粘膜が損傷すると腫れてくるため、気道が狭くなったり閉塞してしまっ...
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No.167 化学熱傷

化学熱傷とは、刺激性の強い化学物質が皮膚や粘膜に触れることで、組織に損傷を生じることです。主に化学工場や実験室などでの、爆発や容器の破損事故など・自殺目的・テロ行為などにより発生します。 身体に刺激性の強い化学物質がかかると、...
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No.168 化学熱傷の応急処置

私達の身の回りには、たくさんの化学物質が存在し、快適な日々の 生活に欠かせないものとなっています。 一方で使い方を間違えると健康に悪影響を及ぼすものも多くあります。化粧品の安全性・食べ物から摂取される化学物質・自動車や工場の排...
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No.169 熱傷の洗浄ポイント

熱傷の洗浄の目的は、熱傷部位を冷やし熱による損傷の進行を止める・熱傷部位に付着した汚れを洗い流し、清潔にすることで感染を防止する・化学熱傷などでは、化学薬品などを洗い流し、熱傷の重症化を防止するなどです。 また、洗浄のときは、...
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No.170 溺死

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No.171 溺水

溺水とは、水に溺れることです。水に溺れることで気道が塞がれ、窒息に陥った状態です。水だけでなく、いろいろな液体でも同様に溺水します。 溺水の要因としては、水への恐怖からパニックになり水を飲む・泳いでいて足が付かない場所で、筋肉...
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No.172 溺水・浴槽からの救助

湯船に浸かりいい気持ちになって、つい、うとうとと寝てしまいそうに なったことはありませんか?特にお酒を飲んで風呂に入った時などに 多く起こる現象です。 単純に眠たくなっただけならいいのですが、もしかしたら溺れる前兆なのかもしれ...
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No.173 溺死の予防

溺水の予防は水に入らないことです。と言っても現実的ではありません。風呂に入ったりプールや海で泳ぎたいし・・・やっぱり水に入ってしまいます。 では、水に入ることを前提に予防を考えましょう。家庭内での溺死を予防するために、高齢者へ...
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No.174 低体温症

低体温症とは、恒温動物の深部体温が、正常な生体活動の維持に必要な レベルを下回ったときに生じる、様々な症状の総称を言います。 人の身体は常に体温が上がるように対応していますが、その能力を上回るスピードで体温が低下することで起こ...
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No.175 凍傷の症状

凍傷とは、体温が低下しすぎたことによって、起こる皮膚や皮下組織の低温障害のことです。 凍傷になると水ぶくれやただれ・皮膚のえぐれなどが起こります。悪化すると意識障害を起し意識を失ったり、呼吸困難を起し呼吸ができなくなることもあ...
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No.176 凍傷のメカニズム

人間は生きるために絶えず体温を発生させています。0度以下になると生命の維持に大切な脳や心臓・重要臓器を守るため、身体の末端部分の血管から収縮が始まり血行不全に陥ります。 血行不全が進行するとやがて細胞が凍ってしまい、深刻な損傷...
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No.177 凍傷の応急処置

凍傷を負った人は、低体温症になっている可能性があるため、体温を保持するため毛布でくるみ、温かくします。 患部をお湯につける場合は、あまり熱くしないようにしましょう。負傷者が気持ち良いと感じる程度が目安です。 凍傷になると...
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No.178 酸素欠乏症

酸素欠乏症とは、空気中の酸素濃度が18%未満の状態になり、体内に必要とされる酸素を取り込めないことにより生じる症状のことです。 空気中には約21%の酸素が含まれています。私達は、その空気を吸って、濃度勾配に従って肺でガス交換を...
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No.179 酸素欠乏症の症状

酸素欠乏症の症状は、4コマの通りですが、酸素欠乏症と逆に酸素を多く取ったら良いのではと思いませんか? 高酸素濃度であれば良いという訳ではありません。60%以上の高濃度酸素を12時間以上吸入すると、肺が充血し失明や死亡する恐れが...
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No.180 酸素欠事故の危険度

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No.181 酸素欠事故の防止

下水道管敷設工事中に人が倒れた、と言う通報で救助出動。配管は、直径120cm、内部は配線やゴムホースなどの活動障害有り。入口から約140mの地点に3人の要救助者有り。 ガス検知の結果、硫化水素の発生を検知、爆発範囲内であること...
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No.182 一酸化炭素中毒

酸化炭素中毒とは、一酸化炭素によって起こる中毒症状です。 一酸化炭素とは、炭素の酸化物の一種であり、常温・常圧では、無色無臭の可燃性の気体です。化学式では、COと表記されます。 火災や有機物が燃えたりすると、二酸化炭素が...
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No.183 一酸化炭素中毒になる訳

一酸化炭素中毒の要因として、火災の煙を吸う・石油ストーブの使用中・薪や炭などを閉め切った環境で使用中・型の古い湯沸かし器の使用中などを思いつくと思います。 しかし、思いがけないものもあります。大雪で車が渋滞し、停車している間に...
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No.184 一酸化炭素中毒の予防

4コマのような対策を取っても、これだけでは防げないこともあります。なぜでしょうか? 一酸化炭素は、無色無臭です。火災やものが燃えれば煙が発生するので、目で危険を察知することができます。しかし、煙が見えなかったらどうなるでしょう...
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No.185 硫化水素

硫化水素とは、硫黄と水素の無機化合物のことで、火山や鉱泉などのガスに含まれています。 腐った卵に似た臭いで空気に対する比重は、1:1.1905でやや空気より重たいのです。水に溶けやすい弱酸性で260度で発火します。 皮膚...
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No.186 硫化水素中毒

硫化水素中毒による事故を未然に防ぐためには、危険箇所の事前確認・立入禁止の表示・環境測定の実施・換気の実施・呼吸保護具の使用・二次災害防止対策・安全教育の実施・必要な知識の習得など、総合的な取り組が必要です。 硫化水素中毒によ...
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No.187 硫化水素 中毒の処置

硫化水素中毒を防止するためには、自然発生しているものであれ、人工的に生成されたものであれ、異臭を少しでも感じたら、すぐに屋外の空気の新鮮な場所へ避難しましょう。 異臭は卵の腐ったような臭いがすると言われますが、どのような臭いか...
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No.188 急性アルコール中毒

急性アルコール中毒とは、1コマ目のように、短時間に大量のアルコールを摂取することで生じる中毒の事です。 アルコールは、脳を麻痺させます。麻痺は、大脳・脳幹・中枢神経へと進み、呼吸機能や心拍機能を停止させてしまいます。 よ...
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No.189 急性アルコール中毒の危険な状態

血液中のアルコール濃度が0.4%を越えると1~2時間で死亡率が50%になります。 アルコールの摂取量が多いほど、摂取スピードが速いほど、血液中のアルコール濃度の上昇は速くなり、危険な状態に陥ります。 血液中のアルコール濃...
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No.190 急性アルコール中毒の応急処置

一緒に飲んでいた人が、急性アルコール中毒になってしまったらどうしますか? 水やスポーツドリンクなどを飲ませて、水分の補給をして血液中のアルコール濃度を下げたり、衣服を緩めて楽な姿勢をとらせ、気道を確保したりするのが一般的な応急...
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No.191 急性アルコール中毒の予防

飲酒すると気が大きくなり大声を上げたり、怒りっぽくなったりする人がいます。楽しいはずの飲み会が台無しです。それどころか、暴言や暴力などで他人に迷惑をかけて、警察のお世話になったり。 このような人はまずは、 一安心です・・・と言...
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No.192 呼吸ができる訳

呼吸とは、体の中に必要な酸素を取り入れて、不必要な二酸化炭素を体の外に排出する働きです。 体の中では、絶えず代謝が行われています。食べ物を食べてそれを熱源として、酸素と結びつけて生命エネルギーに変えていくのが代謝です。代謝には...
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No.193 ガス交換

ガス交換とは、呼吸によって身体の中に酸素を取り入れ、身体の外に二酸化炭素を排出することです。 肺で行われる酸素と二酸化炭素の交換のことで、肺胞で空気と血液の濃度差(ガス分圧の差)で、濃度の高い方から低い方へ酸素と二酸化炭素を、...
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No.194 息切れ

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No.195 過換気症候群

過換気症候群とは、精神的な不安や極度の緊張などで、必要以上に呼吸を行うことがきっかけとなり、血液中の二酸化炭素濃度が下がりすぎて、血液がアルカリ性に傾くことで、3コマ目のような症状を発症します。 パニック障害などの患者に多く見...
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No.196 電撃傷

電撃傷とは、感電したり落雷を受けることで、引き起こされる損傷です。 電気は、水分の多いところを通りやすいため、心臓や血管を通り不整脈や心臓停止を起すことがあります。 一般的な火傷とは異なり、身体の深い部分まで損傷を受ける...
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No.197 感電

感電とは、電撃や電気ショックなどとも呼ばれ、電気設備や電気製品の誤った使用や故障・電気工事中のミスや事故・漏電や落雷などで、人体に電流が流れることです。 人体は電気抵抗が低く、特に水に濡れていたら電流が流れやすくなり危険性が高...
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No.198 雷が鳴り始めたら

雷が落ちる直前は、どのような予兆があるのでしょうか? 落雷の被災者の証言によれば、皮膚がビリビリと感じて空気が静電気を帯びたように感じた・髪の毛が逆立ちロの中に鉄の味がした」などという報告があります。これは、地面の電位が変化す...
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No.199 落雷

雲の中には大小様々な氷の粒が浮遊しています。小さな粒は上昇しようとし、大きな粒は下降しようとします。 その時に粒同士が激しくぶつかり合うことで静電気が発生し、徐々に雲の中に蓄積されていきます。リミッターに達した時にオーバーフロ...
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No.200 毒ヘビに噛まれたら

毒ヘビに噛まれないためには、毒ヘビのいそうな場所には近づかない・ 毒ヘビに遭遇したら近づかないことです。では、毒ヘビはどこにいるの でしょうか? 水辺・森林・藪の中・人家の周辺まで、平地から山地・里山までどこにでも、かえるやネ...
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No.201 ヘビの毒

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No.202 ハチに刺されたら

1コマ目のように、流水で洗う時は毒を絞り出しましょう。口で毒を吸い取る方法もありますが、必ず毒は吐き出してうがいをしましょう。 日本には、人を刺す危険なハチが約15種類います。主な種類は、スズメバチで6種類・アシナガバチで3種...
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No.203 ハチ刺されの予防

人を刺す危険なハチの見分け方は、お腹にくびれがあるかないかで判断できます。お腹にくびれがある、グラマーなハチが人を刺します。敵に毒針を刺しやすくするために、くびれ部分を自在に曲げられるようになっているのです。 ハチに刺されない...
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No.204 アナフィラキシーショック

ハチ毒は、刺されてからの反応時間が早く、ほとんどの場合15分以内で症状が現れてきます。 症状が現れる時間が早ければ早いほど、重症化する確率が上がり、アナフィラキシーショックを起す危険性も出てきます。アナフィラキシーショックの症...
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No.205 アナフィラキシーショックの対応

人間は、ハチに刺されるとハチ毒に対する抗体を身体の中でつくります。ハチ刺されが2回以降になると、ハチ毒と抗体が反応し、アナフィラキシーショックを起す可能性が高まります。 また、ハチ刺されが1回目でも、ハチ毒の量が多かったり、複...
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No.206 犬に噛まれたら

犬は、なぜ噛みついてくるのでしょうか? 犬にも何かしらの噛みつく理由があるのです。強く噛みついてくるときは、犬にとって嫌な状況や防衛本能によるものです。 見知らぬ人への恐怖やストレスが原因であれば、犬との良好な関係をつく...
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No.207 ムカデに噛まれたら

ムカデに噛まれると、ハチに刺されたような激痛が走ります。 人に致命的なダメージを与えるほどの、毒の量はありませんが噛まれた部位に激痛・腫れ・発赤などを生じ、リンパ節の腫れや痛み、まれに発熱が見られます。 ムカデを家の中に...
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No.208 クラゲに刺されたら

クラゲは、なぜ人を刺すのでしょうか?クラゲは、餌を捕らえるために刺すのです。 しかし、自分の意思で獲物を見つけて、捕まえることはできません。海の中を漂いながら、触手を伸ばして、たまたま引っかかったものを捕まえて食べるのです。そ...
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No.209 クラゲに刺されたらダメなこと

クラゲの増える時期は、6~9月です。ちょうど海水浴の時期と重なっています。 クラゲに刺されたときにやってはいけないことは、「放置しないこと」です。クラゲの毒の強さや痛みに関係なく応急処置をしましょう。 クラゲの毒は、刺さ...
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No.210 クラゲの毒

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No.211 ふぐ毒

ふぐ毒が作られるメカニズムは、人工養殖によって解明されました。 ふぐは、自然界では海中の貝や藻類などを餌としています。これらの餌の中には、毒の有る種類があって、それらをふぐが食べることで、体内に毒を蓄積していたのです。人工養殖...
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No.212 毒キノコ

キノコは、低カロリーでビタミン・タンパク質・食物繊維など、たくさ んの栄養分を含んでいます。 日本では縄文時代から食べられていたようです。日本に存在するキノコは、約5000種類、そのうち食べられるキノコは焼く100種類、さらに...
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No.213 毒キノコの食中毒

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No.214 パラコート中毒

パラコートは除草剤として使用されていて、皮膚や気道から体内に吸収され、中毒症状を起します。とくに、密閉空間での使用やマスクやゴーグルを着用せずに、使用することで起こります。 パラコートは、体内に取り込まれると、細胞に蓄積されて...
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No.215 目にゴミが入ったら

目にゴミが入ったら、ゴミが眼球にひっかき傷をつけることがありますが、それほど珍しいことではありません。軽い傷ならすぐに自然と治ります。 しかし、傷口からバイ菌が入り感染症を発症してしまい、深刻な目の病気になることもあり、失明し...
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