No.182　一酸化炭素中毒

酸化炭素中毒とは、一酸化炭素によって起こる中毒症状です。

一酸化炭素とは、炭素の酸化物の一種であり、常温・常圧では、無色無臭の可燃性の気体です。化学式では、COと表記されます。

火災や有機物が燃えたりすると、二酸化炭素が発生しますが、酸素の供給が不足すると不完全燃焼が起こり、一酸化炭素が発生します。有機物が完全燃焼すれば煙は出ませんが、煙が出るということは不純物が含まれ、不完全燃焼をしている証拠です。

このようなことから、煙の中に一酸化炭素が含まれているのです。