4コマの前屈搬送は、要救助者の腕を掴みますが、搬送中に手が離れたり救助者の腋が開いて、要救助者とと感覚が開いて、バランスが悪くなったりすることがあります。
私の経験上、前屈搬送を確実に行う方法として、要救助者がベルトをしているのであれば、腕を掴むのではなく、要救助者の前面に位置するベルトを掴み搬送することで、手が離れるリスクを減らし、引き付けることができるので、要救助者をしっかりとホールドすることができます。
また、要救助者を低い位置から引きつけ、要救助者をより立たせることができるので、救助者の腰への負担が軽減されます。