人間の血液量は、体重の約8%です。体重が60kgの人なら約5ℓの血液が身体の中に流れています。
このうち20%を失うと出血性ショックに陥ります。30%以上で命の危険にさらされます。
出血の危険度は、出血の量と速さで決まるので、大量出血を起している傷病者は、数分で出血死に至ることがあるので、迅速な止血が必要です。
また、脳梗塞など血管が詰るのを予防するため、血液をサラサラにする 薬を服用していたり、白血病などで血液を固める機能が低下している人は、血が止りにくいので、あわてずに対応しましょう。