No.376 中性帯

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防火教室や避難訓練などで、火災の時は煙を吸わないように、低い姿勢で逃げましょうと指導された経験のある方もいると思います。

この煙と新鮮な空気の境が、目に見える中性帯の「面」なのです。暖かい空気が煙を伴うため、見ることができるのです。

室内で冷暖房等を使用すると暖かい空気は上に溜り、冷たい空気は下に溜ります。このときの暖かい空気と冷たい空気の境の面が、日常で私達が体感できる中性帯なのです。

もちろん目には見えませんので、手を上げて温度差を確認してみると良いでしょう。

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