No.257 脳血管疾患

脳血管に起こるトラブルには、2つのタイプがあります。

1つは、出血性脳血管疾患です。脳の血管が破れて出血することから起こるもので、出血した血液は「血腫」という血の塊になり、脳細胞が破壊されます。また、血腫が周囲を圧迫すると、障害がさらに広がります。

もう1つは、虚血性脳血管疾患です。脳の血管が詰ることで、脳への血流が悪くなり、脳細胞が酸素不足や栄養不足に陥ります。代表的な疾患に「脳梗塞」や「一過性脳虚血発作」があります。

いずれにしても恐ろしいのは、一命をとりとめても何らかの後遺症を残すことが多いということです。

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