2016年(平成28年)12月22日、新潟県糸魚川市で火災が発生、 負傷者17人、被害建物147棟、焼損面積4万㎡を出し、約30時間にわたり燃え続けました。
火災の原因は、ラーメン店のコンロの消し忘れで、広範囲に延焼拡大した原因は、強い南風により火災があおられたこと、一帯が昭和初期に建てられた商店街や木造住宅の密集地だったことがあげられます。火災時の平均風速は10m/秒、最大瞬間風速は24 m/秒を超えていました。
この火災により、コンロ火災での初期消火の重要性を踏まえ、消防法の一部が改正され火気を使用する小規模店舗に対し、延べ面積に関係なく消火器具の設置が義務付けられました。