No.610 過去の災害を知ろう 2005年福知山線脱線事故

2005年(平成17年)4月25日、西日本旅客鉄道の福知山線・塚口 駅~尼崎駅間で脱線事故が発生し、乗客・運転士合わせて107人が死亡 、562人が負傷し、西日本旅客鉄道発足以来史上最悪となる死者数を出した。

事故原因は、急な右カーブを制限速度70キロを超える116キロで 進入したため、先頭車両から5両目車両までが脱線し、先頭車両と2両目の車両がマンションに激突し大破したもの。

電車と衝突した車から漏れたガソリンにより、火花を発生させる救助器具の使用制限のため救助活動に困難を生じた。事故発生直後では、近隣住民による多くの負傷者の病院搬送が行われた。

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