No.608 過去の災害を知ろう 平成26年広島土砂災害

2014年(平成26年)8月19日夜から20日明け方にかけて、広島県のごく狭い範囲が集中豪雨に襲われ、死者74人・負傷者69人・建 物全壊179棟・半壊217棟など合計4749棟、道路・橋梁・河川堤防など公共土木施設への被害1079件に及びました。

この豪雨の特徴としては、「数百年に1回程度よりははるかに少ない確率」で発生した、記録的集中豪雨だったことです。線状降水帯が発生し3 時間雨量は200mmを超え、同時多発的に大規模な土石流が発生し、土砂災害が166箇所発生しました。

被害拡大の原因は、積乱雲が次から次へと同じ場所へ押し寄せ、集中的に雨を降らせる「バックビルディング現象」が発生したためです。

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