火災が起こるのを防ぐためには、ストーブやガスの火は、揺れが止ま ったら素早く消しましょう。揺れているときに無理に消そうとすと、火傷やケガをしてしまいます。
外に出るときやその場を離れるときは、ブレーカーのスイッチを切 りましょう。地震によって停電が起こり、電気が復旧したときに、再度 通電することで、電気器具の発熱部分が可燃物に触れたり、電気配線などが断線しているとショートして火災が発生します。
この火災を「通電火災」と言い、1995年に発生した阪神淡路大震災では多くの火災を発生させています。