1954年(昭和29年)9月26日、台風15号により北海道を中心に甚大な被害をもたらしました。
鹿児島県大隅半島に上陸した台風は、最大風速45m/秒の「風台風」 で中国地方から日本海に抜け、北海道に接近し最盛期を迎え、最大風速 55m/秒に達し、同時に速度を落としたため岩内町では、フェーン現象により火災が発生し、市街の8割に当たる3300戸が焼失、函館連絡船洞爺丸が沈没し乗員乗客1314人のうち1139人が犠牲になり、青木航空のチャーター機が福島県に墜落し、乗客乗員6人が死亡、 その他にも多くの甚大な被害をもたらし、全国での死者・行方不明者は1761人になりました。