日本は、環太平洋造山帯に位置し地殻が不安定なため、地震や噴火による災害が多く、体に感じる地震だけでも年間1000回以上起こってい ます。
気象災害については、台風による洪水や土砂災害、冷害や豪雪などが起こっています。台風の被害は、台風の進路の多い関東から西側に多く、特に西日本に多く上陸します。
冷害の被害は「やませ」の影響を受けやすい北海道から東北にかけて多く、豪雪の被害は北陸地方に多いのです。
*やませ(山背)とは、北日本の太平洋側で春から夏にかけて吹く東よ りの風で、寒流の親潮の上を吹き渡ってくるため冷たく湿っています。