No.302 トリアージ

308

トリアージとは、フランス語で「選別」を意味します。

大災害や集団救急事故によって多数の傷病者が発生したときに、現場で傷病程度を判断して、治療や救急搬送の優先順位を緊急度に応じて決定することで、1人でも多くの傷病者に対して最善の治療の提供することができるようにするのが目的です。

トリアージが世界で最初に行われたのは、ナポレオンの時代にフランス軍が、戦力維持のために始めました。

日本では、1995年に発生した阪神淡路大震災を契機に標準化され、2005年の福知山線電車脱線事故で実践的トリアージが行われました。

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました