外観の観察とは、傷病者の全身を観察することはもちろんのこと、傷病者の周囲の状況の観察も含まれます。
傷病者に外傷や嘔吐・出血や身体の変形・顔色はどうかなど目で見るだけでもたくさんの情報を集めることができます。さらに、触診することで体温や冷汗などを確認することができます。
さらに、傷病者の周囲の状況を観察することで、なぜこのようなことになったのか、なぜ事故が起こったのかなどの原因を推測することも可能になります。
一番のメリットは、全体の状況把握を総合的にでき、二次災害の防止にもなるということです。