No.443 地震波の伝わり方

地震波とは、地震によって断層面が滑り発生し、地盤の中を伝播し、 地表面に達する波のことで、縦揺れの「P波」と横揺れの「S波」があります。

地震が発生した時に、大きな揺れの前に感じる、カタカタという小さ な揺れがP波で、この揺れを「初期微動」と言います。P波に遅れてくる 大きな揺れがS波で、この揺れを「主要動」と言います。揺れが非常に大きいため構造物の破壊などをもたらします。このP波とS波の到着時間 の差を利用したのが「緊急地震速報」で、最初にP波(秒速6.5km)を検知した段階でS波(秒速3.5km)が到達するのを予測するのです。

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