No.613 過去の災害を知ろう 1990年雲仙普賢岳噴火

1990年(平成2年)11月17日、雲仙普賢岳が198年ぶりに噴火活動を再開、死者・行方不明者44人、建物被害2511棟という、火山 災害としては極めて悲惨な災害となった。噴火は、平成7年まで約4年半続いた。

この噴火では、火砕流による死者が40人、行方不明者3人と全体の死傷者のほとんどを占め、人が住む地域で初めて災害対策基本法に基づく警戒区域が設定されました。しかし、残念なことに、マスコミによる報道が過熱し、避難勧告地域での撮影が続けられ、6月3日の火砕流によって マスコミをはじめ警戒にあたっていた警察・消防関係者が巻き添えになり犠牲となった。

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